思いついた写真をアップする家

写真を撮ってコメントを書く。それだけ。

'16春バラ シギョク

2016年06月09日 22時08分30秒 | 薔薇


シギョク(紫玉)。ガリカ系オールドローズ。明治時代に日本で発見されたとされる。

ガリカの由来は、フランス南部のガリアなんだとか。ガリア戦記(カエサル=シーザー)という、人の土地を荒しに行った覚書が有名。
また、ガリカ系は赤バラの先祖の一つとされている品種が、名前の由来になっているともいう。古すぎて、良く分からんうちに定着
したというところかも。

このシギョク、ダリアの様な、菊の様な、極めて特徴的な花の形を持ち、日本では、古来より紫は高貴な色とされており、やっぱり
日本的であります。そして、英語のスペル(sigyoku)で調べても、なんだかヒットしないんですよ。やっぱり日本的。

そんな訳で、'16春バラシリーズは終わりです。
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'16春バラ ソング オブ パリ

2016年06月07日 23時10分48秒 | 薔薇


ソング オブ パリ。ハイブリッドティ系。色味はモーブ(グレー掛かった紫)からラベンダー。1964年フランスで作出。

花弁が50枚程度で賑やかかと思いきや、半剣弁高芯咲きで形は少々まとまっています。微妙な色の変化と気品のある
形を楽しむ品種のようです。別名「サフィール」。フランス語でサファイアという意味なんですが、このバラもやっぱり、
「青バラ」を模索する人によって名付けられたのかも知れません。そこまで青くないんですけどねぇ。
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'16春バラ アイズ・フォー・ユー

2016年06月05日 13時17分50秒 | 薔薇


アイズ・フォー・ユー。ハイブリッド・ペルシカ(フロリバンダ)系。セミダブルカップ咲き。2009年(2008年のデータもあり)作出。

世界的評価が高く、非常に人気の有るバラ。特徴は、その配色。タチアオイを思わせる、内から外への紫~ピンクにグレーがプラスされ、
深みと気品を表現しています。

デザートローズ(砂漠地帯のバラ)と組み合わせた事により、非常に頑健で、変わった色を持つに至ったと解説されています。
香りも、一般的なダマスク香ではなく柑橘を思わせるもので、切り花としても長持ち。こういう変わった品種を作り出せるのが、
現代の技術なんですね。






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'16春バラ パーマネント ウェーブ

2016年06月02日 19時54分35秒 | 薔薇


パーマネント ウェーブ。フロリバンダ系、1932年オランダで作出。フリル咲きと言う、少々変わった形態となっているのが特徴。
写真の個体は結構赤いのですが、カルミンピンクという色名が振られていることから、ピンクなんでしょうね。

不思議な事に、このバラには複数の名前が与えられているようで、「パーマネントウェーブ」「ウィンザー公爵夫人」
「L'Indefrisable」「MevrouwバンStraatenバンネス」「ヴァン・ネス」があります。
んー、花に特徴があって古くから人気が有る場合、あだ名も沢山もらっちゃうんですね。
コメント (4)
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