思いついた写真をアップする家

写真を撮ってコメントを書く。それだけ。

'16春バラ ヴァリエガータ ディ ボロニア

2016年05月31日 20時57分24秒 | 薔薇


ヴァリエガータ ディ ボロニア(広島市植物公園の銘板表記)。ブルボン系オールドローズ。1909年イタリアで作出。
非常に人気の有るバラで、ローズピンク+ホワイトのバイカラーの賑やかなカップ咲き。
更に更に、かなり強いダマスク香まで漂わせるという、あまりにも出来過ぎたバラ品種なのであります。
さすがは、100年を超えても人気が高いという事は、魅力的で他に替えが効かないということを証明していますな。

樹形は半自立で良く繁茂することから、トンネルや生垣に仕立てる事も可能。どこまで出来るヤツなんだコイツ!

実は、右脚が限界(神経痛w)に近かったので、バラ園を離れて下り坂へ向かっていると、露地植えコーナーに目立つ
花を見かけたことから、再びカメラ道具を出して撮影したという。それくらい、印象深くて目立ったバラなんです。

班入りの花はツバキやサザンカで見慣れていますけど、バラは別格ですね。単純に、見慣れていないから。
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'16春バラ バターカップ

2016年05月29日 10時48分40秒 | 薔薇


バターカップ。ハイブリッドティー系。1930年登録とされている。クリームローズというカテゴリーがあり、この品種はクリームレモンと
評される花色。カップ咲きで、特大ブルームサイズとなる。香りは普通程度。育成は比較的容易で、切り花として長く楽しめる。

buttercupとは、日本語でいうところのキンポウゲ(金鳳花)。ブワッと開いていく様と、明るく淡いクリームイエローの花色が、
外国人にとって、春をイメージさせるに相応しかったのかと想像させる。

で、この「バターカップ」というバラも、別の「バターカップ(シュラブ系、1998年イギリス)」の方が、市場では有名という・・・
色は鮮やかなイエローで、花の形も、シュラブ系の方がキンポウゲらしく見えちゃうという。
ホント、同姓同名が多いんだなぁ。薔薇って。
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'16春バラ バヤッツオ

2016年05月28日 16時31分13秒 | 薔薇


バヤツオ(広島市植物公園の銘板表記)。ハイブリッドティー系、1961年の作出。花弁の表側は鮮烈な赤。裏面は白と言う、非常に変わった
特徴を持つバラ。香りもあり、ガッシリと成長していくようです。四季咲き大輪系の赤品種として、古い部類となります。

今回、このバヤッツオ(Bajazzo)を探すのは、チョコッとだけ手間取った。最近では、クライミングローズの方の「バヤッツオ」が圧倒的に
有名らしいので、調べても、そっちばかりが出て来るんですよ。なにやら、病気(カビ)にも強いし良く育つのだとか。オマケに作出国も
名前の通り、同じドイツ。そういう訳で、バラにも同じ名前がチョイチョイ出て来るものなのか?と、勉強になりましたですわ。

ま、人間にも同姓同名って方が居ますしねぇ。ただ、最近はバラの名前も商標登録してたりしますので。
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'16春バラ パークスイエローティー・センテッドチャイナ

2016年05月25日 23時24分04秒 | 薔薇


パークスイエローティー・センテッドチャイナ。ティー系。1824年以前から存在し、イギリスの庭園で発見されたのだそうです。
名前の通り、ティー系(紅茶の香り)のオールドローズ。

中国からもたらされた原種バラのお蔭で、多様性と頑丈さが備わったのだとか。で、この品種の場合は、意外と頑丈な茎と、花のサイズに
似合わぬ「トゲ」が備わっていたりします。バラによってトゲの数や大きさ、色の違いが有るので、観察のポイントの1つですね。
花の色は、クリームイエローとか、ライトイエローとか言われている様です。写真を撮っている時も、非常に品の有る薄いイエローが
魅力的に感じたので、枝葉越しに狙ってみました。

しかし、中国の黄色いお茶の香りパークってのは、なんだか良く分かんないんですよねw オイラが英語が分からないだけなんですけどね。
イメージから創作された言葉は、適切な翻訳結果というのが無いものです。それを考えると、夏目漱石や正岡子規など、明治の文人は
凄かったんだなーと思うのであります。
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'16春バラ プレイガール

2016年05月24日 22時25分40秒 | 薔薇


プレイガール。フロリバンダ系。1986年作出。非常に派手で鮮やかなピンクの花色で、これまた「香」マークが無いのですが、
結構香る品種。アメリカの有名バラ園であるラルフ・ムーアーさんの作品。大きくなり過ぎず強いので、比較的栽培は楽。
尚且つ花の色も蛍光ピンクに近い鮮烈さで、人気の高い(入手性の良い)バラです。

プレイボーイと来たら、次はプレイガールだろ?と思った人も居るかもですね。でも、このバラの親はプレイボーイxエンジェル・フェイス。
つまり、娘という事なんですなぁ!

playgirl、文字通り遊び人の女性という意味が強いのですが、単に、やり手で賢いとか魅惑的という、褒め言葉でも使うそうな。
只ねぇ・・・ 英語のplaygirlを英語で検索を掛けると、その手の雑誌が出て来るんですよねぇ・・・
オイラは普通に女性が好きなので、女性向け雑誌=○イの方も読みそうな写真がたくさん載ってるってのはチョット・・・
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'16春バラ プレイボーイ

2016年05月23日 18時47分10秒 | 薔薇


プレイボーイ。フロリバンダ系、1976年スコットランド、コッカーバラ園で作出。写真は良く開いた状態のものです。
赤~オレンジの間の花を付け、フロリバンダ系らしく賑やかに咲き、「香」表記は有りませんが、ほのかに香ります。
親はシティー・オブ・リーズx(シャネルxピカデリー)。

作出バラ園は1800年代から事業を開始しており、英国王室御用達(1974)とされている業者なので、イギリスでは非常に
有名だと思います。また、このバラの作出年(1976)はAlexander M. (Alec) Cockerさんが代表を務めておりました。
アレクサンダー・モリソンさんは1977年に没しておりますので、最晩年にリリースされたバラという事に。

プレイボーイって、こんなイメージなんだなぁ。一般的には、ピンクウサギの方を連想すると思うんだけど。


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'16春バラ オーキッド・マスターピース

2016年05月22日 10時35分24秒 | 薔薇


オーキッドマスターピース。ハイブリッドティー系。1960年アメリカで作出。薄い赤紫に見えるが、なかなか深みのある
微妙なバランスを保っている。グレーが掛かっているから色の深みが出ているのかも知れない(最近のプリンターにも、
グレーインクというヤツがありますよね)。
写真の状態は、まだ開き始めの頃。もっともっと、フワッと大きく咲いて行きます。

人気はあるのですが、少々育てにくい方との事(病気や育成条件など)。元々、バラは手が掛かると言われているので、
本当の愛好家からしてみれば、簡単な部類なのかも知れませんねw

名前は、オーキッド=蘭、マスターピース=傑作、という意味になるので、近しい蘭をイメージして、やっとの思いで
作りだした大本命(これ、これだよぉ!)という感じですかね。ま、ベーナー(Boerner)さんに聞かなきゃ分かんない
ところですけどね。でも、職人ってのは気難しいのが多いから、聞いてもやっぱり分かんない可能性はありますん。
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'16春バラ メブロー G.A バン ロッサム

2016年05月21日 11時47分12秒 | 薔薇


メブロー G.A。バンロッセム(広島市植物公園の銘板表記)。ハイブリッドティー系。1929年オランダで作出。
花色はオレンジ~黄色に薄い紅も混じるというパステルカラー。写真の花は、1つの株から咲いているものです。
香りはそこまで強くありません。花弁数が17-25のダブル咲き。

ジェラルドアドリアン・ヴァン・ロッサムさんが、婦人にささげたという名前になっています。ま、作出した人が
奥さんに!という建前なんですが、「ワシの嫁!」という名前と解釈できん事も無い・・・

このバラも調べるのに少々難儀したんですが、海外では普通に売ってる品種らしいので(英語なら容易に探せる)、
日本ではマイナーなのか、違う名前で呼ばれてるかも知れませんねぇ。

F-86セイバーという戦闘機、日本では「旭光(きょっこう)」と呼ばれてたりしてましたので。
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'16春バラ ユァインネルン アン シュロス シャールフェンステン

2016年05月19日 22時05分28秒 | 薔薇


ユアインネルン・アン・シュロス・シャルフェンスタイン(タイトル側が一般的で、こちらは広島市植物公園の銘板表記)。
ハイブリッドティー系の中でも古く、1892年の作出。ドイツ語で「シャールフェンステン宮殿の思い出」という意味らしい。

検索すると、比較的容易に出て来ますが、入手性は悪い方なんだとか。植物公園の銘板には「香」と書かれている事から、
芳香が楽しめる品種と分かります。色は鮮やかな赤ですが、若干紫が入っている感じ。
写真の状態では花びらが密ですが、最後には立派なカップ咲き(シベが見える頃のこと)となるようです。
花の開き具合は、実際に栽培されている方くらいしか観察が難しいので、どうしても調べた結果に頼らなきゃならない。

そして、調べた先に書いてあったのは、秋のシーズンは咲き方自体が異なるそうで!冬薔薇(ふゆそうび、と読む)は、
色鮮やかで日持ちが良い代わりに小ぶりな花という印象でしたが、霜が来るまでの短いシーズンとなるため、なかなか
見られないですねぇ。広島市植物公園は、結構寒くなる場所に有るのです。




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'16春バラ ノヴァ・ゼンブラ

2016年05月18日 22時03分05秒 | 薔薇


ノヴァ・ゼンブラ。ハイブリッド・ルゴーサ系。1907年作出のオールドローズ。淡い桃色のバラで、比較的強いので育てやすいそうです。
半つる性なので、賑やかに育てるのがオススメかも知れません。暑さ寒さともに強いのは魅力的ですね。
但し、トゲが多めなので、剪定の際は少々てこずりそうな感じです。

尚、名前は北極海(ロシア領)の諸島の名 "Nova Zembla"に由来するとのこと。人物じゃないんだw
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