思いついた写真をアップする家

写真を撮ってコメントを書く。それだけ。

咲き始め

2010年01月30日 20時44分30秒 | 花華・植物
広島市の市街地にある「縮景園」。ここ数年、早春の梅撮影で通っています。今年も、そろそろ梅開花の話が伝わってきたので、様子を見に行くことに。今日当たりは、日中の気温も結構高めだったので、バイクで行くのに適した気候でしたが、しぶとい位に書いている通りw 昨秋からのカゼは本当にしつこい。正直に言いますけど「治らないw」ですよ。相当酷いんでしょうね、昨今蔓延しているカゼの要因菌とかウィルスは。体調考慮の為、クルマで無理せずに。

早咲き品種で、オイラお気に入りの「森ノ関」。本当は、11時から13時までの間に撮るべきなのですが、今日は弐度寝しちゃいましてねww 溜まった洗濯物を洗って干してとかやってたら、出発が遅くなっちゃいました。コレでは、光が回っている状態は撮れません。今日は偵察と割り切っているとはいえ、チョット勿体無いなぁ。

ほのかな梅の香りが漂い、冬の終わりが近い事を感じさせます。2月が一番雪が降りそうな気配もあるんですけどね。去年の記事と見比べると、早い早いと言われた割に1週間ほど遅いようです。再来週辺りがいい感じかも知れませんね。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

疾走出来なかったので、海でも見て帰るかww

2010年01月24日 22時58分12秒 | 日常的電脳日記
愚痴の記事ですw お隣の県であり、日本海に面した所、つまるところの「山陰」である島根県へやって来ました。目的は、石見美術館で開催されている「疾走する日本車」という企画展を見るためです。この企画展、1960年代の日本車を展示する事で、デザインを再認識しようという物。2/14日まで開催されるのですが、来週は広島で自動車の展示会がありますし、梅の開花も期待出来ます。来月に入れば、カキ祭りが有ったり、梅を撮って回ったりしますので、今のうちって事なんですね。幸いな事に、ここ数日は天候も安定し、週の初め頃は気温も高めに推移しましたので、中国山地越えで最大の問題である積雪と、路面の凍結もなんとかなりそうでした。

で、中国山地を11時頃に通過する事として、少し遅めに出発しました。アメダスや、冬季道路情報を見ていると、前日の、この時間帯なら路面状態も安全であった様です。まぁ、要するにノーマルタイヤなので、慎重に情報収集してからでなければ危ない訳ですな。

そんなこんなで、いざ石見美術館へ着きまして、受付でチケットを買って、フロアの案内に確認を取ってみます。「カメラは使えますか?」、と。

そう、美術館では「撮影禁止」って所がデフォルトなんですよね。でも、今回は「企画展」ですし、美術品とは性格が異なるので、大丈夫だろうと思ってたんですよ。それに、HPの利用案内を読んでみて、「撮影禁止」の文言が見当たらなかったのも、現地行きを決めた要因なんですね。

で、記事のタイトルから察しが付いたと思いますが、やっぱり「撮影禁止」だった、とww 俺は、一体何をしに来たんだろう・・・

外観だけ見て、すぐさま展示室を後にしました。滞在時間は15分程度かなww だってですよ、初めて見たとかいうなら話は別ですけど、他所で見てますからねぇww 写真がダメなら、目的は達せられなかったという事で、作戦失敗なんですよ。オイラは、屋内の車両撮影は、感度を上げてでもフラッシュ光は使いません。そういう主義なんですね。でも、撮ってヨシ!とかなったら、皆でバシバシとフラッシュ使いまくりなのは確実で制御不能。それと、今回の車両提供者との契約上の問題もあるかも知れません。出版物を撮影する可能性だって有ります。これは、コピーと同じ事なので、基本的に著作権の問題となります。色々トラブルの種に成りかねないので、撮影禁止も止む無しなんですね。怒りをブツケルとしたら、オイラ自身へ向けてしか無い状態w こればかりは、主催側を責められない。まぁ、無駄なアガキをするならば、TV-CMまで打ってるからには、撮影可能か不可能か程度の情報はくれても良いんじゃなかろうか?と思う程度ですな。

そして、仕方ないので「日本海」でも見て帰ろうか・・・と。

んー、水平線の向こうには、朝鮮半島がある「はず」なんですけど、なーんにも見えませんね。やっぱり「日本海」っぽいですわw 今日の日本海はおとなしかった。風も弱くて、海岸へ降りても砂つぶてを喰らわずに済みました。冬場は大概風があるので、ビシビシと砂が当たるんですよね通常は。

しかし、瀬戸内海を見て育って、未だに瀬戸内海を毎日見ている人間にとって、なんか日本海ってのは恐ろしいですw 不気味っていうか、深そうっていうか。

まぁ、こんな、全くの徒労に終わる週末ってのもありますよ。偶にはね。ぐぅぅ。

うむー、海ノ中道まで行くか、トヨタ博物館へ行くかしなきゃ、無理みたいね。
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

順当に去年と似た内容

2010年01月18日 19時17分36秒 | 花華・植物
月刊の雑誌とかを継続して買っていると、気付く事が間々あります。それは、「この記事、前に見たぞww」。そう、パソコン雑誌カメラ雑誌ムーww 大概の月刊誌は、ネタが循環しているんですね。ただ、年次が進むにつれて、新しい技術や検証の結果、内容がチョコットだけ変わっている事はありますが。そうこうする内に、1周も2周もネタを見ちゃって飽きますよね。そして、その雑誌を読まなくなります。

出版不況といわれていますが、結局、企画がショボイからじゃネーかww と、オイラは思うのであります。ループするなら、世界の傑作機みたいに図鑑(資料)に特化するか、一回雑誌潰してやり変えろw と思うのであります。

これだけ人のことを批判しておきながら、オイラは今年も似たようなパターンで記事を作成しようとしているのですなww 全く持って、人間ってのは勝手です。

縮景園へ、梅の状態を偵察に行ったのですが、予想通り、ツボミはまだまだ小さく固く。2週間は掛かるでしょうね。2週間後っていえば2月なので、概ね例年通りに咲きそうだ、と。但し、例年に比べても、オヤ?と思う事もあるのですな。今回の冬は、野鳥が「異常に少ない」のですよ。一定の周期があるとはいえ、本当に少ない。オイラのネグラ付近でも、ジョウビタキや、大陸から来た巨大ヒヨドリなんかが、朝から元気にしている姿を見られる「はず」なのですが、今年は居ないんですよ。ヤマガラも、メジロも居ない。

縮景園も例外ではなく、シメイカルアオジシロハラすら見かけません。そう、縮景園は、冬の野鳥が多く集まる所なんですよね。普通は。

普通じゃない普通じゃないといいながらも、普通に咲いているのがロウバイ。ただ、結構撮影するのに難しい場所にあるんですよ。行った時刻も遅めの14時頃とあって、影が近付きつつある時間帯。もう少し、何とかしたかったのですが、まぁ、ロウバイだねwという感じで撮れたので。

過去記事掘ったら分かりますよw 去年のこの頃も、正月過ぎたら「梅ばっかりだねw」と容易に判明しちゃいますから。ただ、雑誌と異なるのは、コッチは即時性も有るし、その年の気象状態なんかも読み取れる(かも)。

さすがは「ウェブ(Web)の、ログ(log)」なのでありますな。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

困ったら月か太陽を撮ってればいいww

2010年01月15日 21時02分00秒 | 日常的電脳日記
2010年は、1月3日に宮島で撮影をした後に大風邪貰って帰ってきて、声の出ない状態を味わったのは記事にした通り。正直、カゼひいて声が出ない状態が4日も続いたなんてのは、オイラ史上初の経験。声が出なくなった事も初だったのに、4日ですよww カゼで声がオカシイというのは有ったけど、声出ないと不便は不便だったなぁ。

今週は月曜日から仕事でしてね、祝日だったりしたモンで、寝ていても病院やってないし、とりあえず仕事行くかぁって感じで仕事してみたら、非常に疲れたけど仕事になっちゃいましてw それから普通に仕事できるレベルにはなってきました。でも、夜はサッサと寝ちゃいますがww

そんな訳で、記事にするネタが無くなっちゃいましたw 閲覧数と接続IP数は徐々に低下しw(とはいっても、なぜか昨日は1000超えてましたが。偶ぁ~に有るんですよ。)いかにも更新していない感がありました。とはいっても、今日の記事をアップするという時点で、そんな長期間放置という事でもないんですけどね。

さて、とりあえず、ネタに困ったら月を撮るか太陽を撮るかして凌ぐパターンがあるんですが、今は丁度「新月」の頃なんですなぁww つまり、月は出ない。じゃぁ、太陽って思うんですが、今年の冬は安定して晴れない。普通、瀬戸内の気候は冬晴れといいまして、案外安定して晴れの日が続いたりするものなんですけど、今年は本当に安定して一日晴れたという事が少ないのですなぁ。でも、今日の太陽は撮りたかった。

そう、今日は西日本以西で「部分日食」が観測される日だったのですよ。オイラも週間予報やら、気象データやらを見つつ、有給休暇の取得申請するかドーか悩んでたんですよ。天気悪いのが確定なら、普通に仕事してた方が良いですからねぇw でも、なんか「太陽見えるかも」という事で、上司にお願いしたら休ませてくれました。アリガタヤ!

でもですよ、案の定「安定した晴れ」は望めずww 朝から良く曇ってましたよ。空は薄っすらと青い部分も見えたのですが、それは朝早い時間帯の話でしてね。ちなみに、広島市内は朝方に積雪が見られるほど降ってたようです。但し、ベチャ雪なので日差しさえあれば直ぐに溶けちゃう物でしたけどね。こうして、夕方までジリジリとした気分で時間の経過と天候の回復を待ちます。


そして夕方、西の空には雲が幾重にもw でも、太陽はみえそう。カメラの準備をして日食の始まりを待ちましたが、やっぱり雲の中。1646時から欠けると情報が出ていたのですが、オイラが日食を確認できたのは1655時。既に10分が経過した頃でした。肉眼では明るいので欠けているか否かを見分けるのに少々眩しい思いをしなきゃなりませんがw フィルター付けたカメラなら見えます。欠けるスピードが非常に速く、ドンドン欠けていきますが、これまた地平線付近には遠方にある多層の雲が。こんどは四国ではなく、山口県の山地がありますので仕方有りません。瀬戸内海に面した広島や岡山では、四国と中国山地の影響は避けられません。避けたければ四国へ行くかw 日本海へ降りるかする必要があるのですww

やがて地平線に近づくと、太陽は予想通り多層の雲の向う側に沈んでしまい、日食状態は確認不能となりました。でもですよ、オイラも今日知ったのですがw この「日食の状態で日没を迎える」太陽の姿を、「日没帯食(たいしょく)」と言うのだそうです。広島では54年ぶり。広島で見られる次回の日没帯食は2063年でw 53年後という訳ですな。

んー、死んでると思う、たぶんwwwww
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風邪と引き換えに見たもの 伍

2010年01月10日 20時45分20秒 | 風景・散歩・旅
んー、声はかろうじて出るようになりましたがw 非常に音量は小さくして放送するのが精一杯。それよりも、胸に違和感があるわww 腹の具合は悪いわww 終日大人しく、我慢してジーッとしていたのになぁ。あ、軽い体操はしましたがw 体痛くて敵わんもので。

さて、連日お送りしました舞楽ですが、オイラが見てきた元始祭の奉納舞台は、この曲でおしまいとなります。

5曲目:納曽利(なそり)
蘭陵王とは「番舞(つがいまい)」に当たるもので、蘭陵王は大陸由来の左舞。この納曽利は高麗由来の右舞とされています。衣装が少し青っぽくなっている事で、違いが感じられますね。内容も、2匹の龍が舞う様であり、お目出度い席(勝者を称える、など)で披露されたそうです。

さて、龍が舞台へ上がってきました。龍面なのですが、これまた子供が見たら泣いてしまいそうな感じですねw


この舞は2人で行うのですが、只の二人舞ではなく、互いの演技が舞台上で相似で対称となる必要があります。よって、非常に難易度が高いのだそうです。


手にしているのは、蘭陵王でも用いられた桴(ばち)ですが、金ではなく銀色なのだそうです。使い方は一緒みたいですが。


背中合わせに立ち、互いに反対側へ進んで同じ形の舞を形作っています。


龍が踊るという事から来ているのか、左舞と右舞での伴奏に差があるのか、納曽利の方が随分ノリの良い音楽となっています。見ている方も、一緒に「グッ!」とやってしまいそうな感じになるんですなぁ。


互いに拳を付き合わせる時、この舞が最高に「カッコエエ!」んですねぇ。一番盛り上がる頃です。


最後は、桴(ばち)を舞台に付いて締め括ります。


そして、双龍は舞台を後にしていきました。


これで、舞楽5曲奉送は終わりました。既に夕方4時30分頃。午前11時前からずーっと、舞台を正面から見れる場所で立ちっ放し(しゃがみっぱなしの時間帯ありw)でした。

ここで、少々残念というか、気がかりなのがですね、オイラより早い時間から場所に居た方が居たのですね。4人。ご婦人と、子供2名、そして、その祖母らしき方なんですが、舞楽開始時刻をご存知ではなく、祭典開始時刻だけ聞いてきたらしいのです。祭典自体は午前9時から始まるのですが、舞楽は午後1時。服装や、子供の年齢を考えても、待ち続けられる感じではありません。
そこで、オイラが「時間が来るまで、自分の体のスペース分は確保しておきますから、一度社殿から出て、食事でも摂ってから戻られては?」と提案しますと、「長野から来たのでぜひ見たい。よろしくお願いします」。との事。
で、時間が来るまでズーッと場所確保していたのですが、始まっても帰ってこなかったのですよ。帰って来れなかったのか、途中で諦めたのかは分かりませんが。
確保しておいたスペース分は、後ろにいらした、オイラより背の低いご婦人2名に入らせる事としたのでした。オイラは、その頭越しに撮るよwと、宣言はしてましたけどね。

今回は、結果的に風邪をぶり返しただけではなく、かえって酷くしてしまいました。ハッキリ言って、体質は弱いです。そう言わざるを得ない。なので、今後は勇気ある撤退というのも頭に入れておかなきゃダメみたいです。残念ですけど。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風邪と引き換えに見たもの 四

2010年01月09日 17時14分46秒 | 風景・散歩・旅
素直に、舞楽 蘭陵王 等というタイトルにしておけば、ヒット数も結構伸びるんじゃないかと思ったりするんですがw オイラはひねくれ者なので、タイトルはタイトルでww ここ見てくれている人だけ見れれば良いや!って事ですね。偶々、検索して辿り着いた方は「いらっしゃい」ですけどw なんのコッチャ。。。

さて、今日もノドが悪くっていうか、気が抜けた分、余計に悪くなってるようなww セキが酷くなってきましてね、熟睡感も無いです。んー、昨年末から考えれば、滅茶苦茶寝てるんですけどねぇww 深夜を回るまで起きている事なんて「ゼロ」ですし、むしろ、仕事いかにゃならん!と思って、2100時には床に付く日々を送っていたのですが・・・ まぁ、見掛け倒しで張子の虎で、弱いって事で間違いないですな。否定はしませんっていうか、否定出来ないだろ事実ww

仕方ないので、地元大手量販店の「デオデオ」広島本丸(広島本店です)に行くことへ。即欲しいときは、展示アイテムの豊富さも有ってココに来る事が多いのです。ん?何買いに来たのかって? 加湿器ですよ。手持ちの加湿器は型が古く、交換フィルターも無いんですよね。仕方ないですな。大量消費で市場拡大してきた経済ですからw 長いことメンテナンスパーツを提供するという事は、経済的に悪なのです(←完全な嫌みです)。

で、要るから見に来ているのですが、声出ないから説明が聞けないww 不便だなぁ。挙句、最近の不調で自律神経がアホになっているのか、汗が出て敵わない訳ww 上着を脱いでも汗が出る始末。説明してくれたので聞いてみたのですが、正直、オイラの知識とは異なる解説が続きますww んー、正直言って、オイラの方が遥かに詳しいぞコレではww 最近の若い店員さんなんて、商品知識有りません。大都市圏のビッグカメラとかの方が、余程詳しいんちゃうかとww
そうこうしていると、面倒そうな客だと思われたのかw 店員さんがススーッと居なくなりました。普通、1円でも買ってもらおうと思って、付いて回るなり、詳しい人を呼んでくるなりする物だと思うんですけどねぇ。。。売る気無いだろww 結局、偉い感じの人に「色々w」聞いて頂きましたよ。

まぁ、かなりガッカリした。今度からは、早めに目星付けておいて、通販で買おう。安いし、嫌な思いしなくて良いし。壊れたら困るものだけ、ココで買うように考え方を改める様にした方がお互いのためですな。

さて、かなり「愚痴」を吐いたのでw ココまでの文章は無かったコトにして頂ければ、今日の本題が楽しめると思いますよ! 画像タップリでお届けします。

4曲目:蘭陵王(当日は、単に「陵王」の表示)_らんりょうおう
舞楽では最も有名で人気の高い舞です。テレビや宣伝媒体でも目にする機会が多いですし、宮島行きフェリー乗り場へ向っていると、正面に蘭陵王のブロンズがあります。みんな、コレ目当てで来ていると言っても過言ではないでしょう。

お話の内容は、中国南北朝時代、北斉に蘭陵王高長恭という、武勇もあって知恵もある素晴らしい王武者が居たそうです。しかし、あまりにも「イケメンで、やさ男」に見えてしまい、軍を率いるには少々問題が有ったそうです。そこで考えた結果、「龍の面」を付けて戦闘指揮を執ったところ、見事大勝利した事から、その姿を称えて舞いとした。と、なっております。

んーーー、美男子で仮面の男・・・ 「シャア・アズナブル」という人が居たような。うっかり「クワトロ・バジーナ」とウソ付いたら、10コも年下の生意気で賢い、女みたいな名前の野郎に殴られて涙したと聞きます。
(↑ この件「くだり」は、綺麗サッパリ忘れて下さいねww)


舞台へ上がってくる姿を見ただけで、皆の歓声が、それまでの物と全く異なる雰囲気である事を感じることが出来ました。んー、オイラ的には、胡徳楽も十分面白かったんですがww 特に、瓶子取さんサイコー!


一人で演じる走舞ですが、舞楽のリズムなので、早くて仕方が無いという事は無いです。ただし、意外と左右に、上下に動きがあるので、舞人の負担はかなりのものでしょう。






手にした桴(バチ)は、打撃用の武器でもあったようです。日本で言うなら、采配みたいな、戦闘指揮用品ですね。武器で考えると、脇差みたいな物でしょうか。本来は「金」で作るようです。んー、本当の金なら、使い物にならんだろうから、合金か箔を貼るかでしょうか。でも、箔って簡単に剥げちゃうんだよね。


脚を踏み降ろす時も、決して強くやらないんです。歌舞伎のソレとは違います。ここら辺が難しいんだろうなぁ。


蘭陵王の面は、龍をモチーフにしたものですが、形は少しずつ異なるようです。よって、舞人の所属する流派や地域によって、当然面も違います。前頭部に乗っかっている龍の「目玉」が、なんかカワイイのですww 只ですねw 皆さんも想像が付くと思いますが、この面をみて「怖い~;;」という子供達も多いのですわww オイラの後ろに子供が居てましてね、お父さんが肩車しようかどうしようか悩んでいた様子でしたから、「自分の前に来させればいいですよ」と声を掛けたら、子供は首横に振って「怖い~ww」との事ww まぁ、そんなモンです。


桴(バチ)を指し示す姿。これは、三軍を指揮している姿なのだそうです。んー、カッチョイイ!! 演舞の最高潮ですね。三軍とは、当時を考慮すると、右翼・左翼・中央の全軍総攻撃といった所でしょうか。全軍を挙げて総攻撃という展開は、圧倒的戦力が有るか、勝ちが殆ど確定した局面で行われます。


スッカリ陽が傾いて、肌寒くなって来ました。元々肌寒かったんではありますけどね。そして、勇壮な舞を終えて、舞台を後にしていきました。海岸はスッカリ引いてきて、人が砂浜へ降りることが出来るように。遠浅なので、引き始めたら結構広い砂浜が露出するのです。いやぁ=、それにしても、カッコエかったです。


※ちなみに、舞は20分程度でしたから、標準バージョンです。フルバージョンの蘭陵王は40分あるのだそうです。

※E-3は赤系の色飽和(赤が出ず、黄色になる)が激しく、容易に色転びしますww しかし、露出を暗くする訳に行かない(顔を有る程度写したい)のです。低感度時に、色再現の素晴らしいデジカメが登場しないものかと、首をナガークして待っているんですけどねぇ。でないねぇw
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風邪と引き換えに見たもの 参

2010年01月08日 21時56分01秒 | 日常的電脳日記
治るまで声を出さないほうがいいです。治りが遅くなりますよ。との事で、声を極力出すことなく養生に努めている訳なのですが、ヒマ過ぎる。基本、寝て過ごす事となるのですが、寝るのも体力が要るものでしてねw 体が痛いのなんのww

それに、声だしちゃダメという現実が、少しずつ実感できて来ました。昨日辺りは気が張っていたこともあって「声が出ないだけだから、熱さえ下がれば問題ない!」と言い放ったものの、声出せない現実を考慮すると、スッゲー不便なんですよね。。。

さて、

3曲目:胡徳楽(ことくらく)
これ、オイラが観ていて、チョット毛色の異なる舞楽だなと感じた物。個人的には大好きですけどねw ただ、ストーリーを知らなかったので、面白いなぁw程度で済ましちゃったんですが、調べて内容を勉強した今では、「次は他のアングルから見てみたいのぅ!」と思うようになりました。それに、後から分かった事なんですが、決定的なシーンを見逃していたんですよ。これも、知らなかった事が一つと、撮影に気をとられすぎて、反対側の様子を見てなかった事が原因です。

この舞楽の流れを極簡単に説明すると、来賓にお酒を振舞うお話で、もてなす主人は適度に、もてなされる方はそれなりに、そして、注いで回る者(実は、この人が一番飲んでいるww)も、みんな酔っ払ったというオチなんですなw

先ずは、お客さんがやって来ました。懐中より杯を取り出して、酒宴を待ちます。


お客さんが集まり、もてなす主人がやって来ました。


主人(勧杯:けんぱい)の面は「雑面」といって、顔を図形化したような物です。


このお話の主人公ともいえる、瓶子取(へいしとり)さんです。なんか、いきなり笑っている感じのする、憎めないヤツです。時代背景もあって、主からみれば下僕に位置するので、役得でもなければヤッテランネーって所なんでしょうかね。


皆さん、座に着いたのですが、実は陰でコソコソと瓶子取さんが盗み飲みをしていますww (写真右奥の、お客さんの陰で一杯やってますww)


主(勧杯)に酒を勧めますが、辞退します。お客さんが先という事ですね。お客さんも、格に準じて辞退をしつつ、皆が酒を頂きます。辞退して、右へ左へ瓶子取さんが移動する最中にも、奥の隅へしゃがんで盗み飲みをしますww


そんな訳で、酔っ払いましたww この期に及んでも、瓶子取さんは盗み飲みを続けていますww


で、千鳥足でお客さんは帰っていきました。


さて、ココでオイラは致命的な失敗をしております。文中にも書いたとおり、この舞の主人公は「瓶子取」さんなんですねw 千鳥足の来客が去りつつも、尚盗み飲みを続け、最後に自身も千鳥足で舞台を後にする「瓶子取」の姿を撮っていないのですww 実は、この千鳥足が舞いの肝だそうで、技量の高い舞人が役を勤めているらしいのです。つまり、最も重要な『真のオチ』を見逃しちゃってるんですなぁ。

これで、次回観に行く口実が出来たという訳でww 何事も、完璧ってのが有ると次に繋がらないって事なんでしょうなぁ。少し足りないっていうのが、丁度いいって事でしょう。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風邪と引き換えに見たもの 弐

2010年01月07日 16時45分39秒 | 風景・散歩・旅
えー、今日は医者行って来ましたww 体調が極端に悪いという実感は無いんですが、声が殆ど出ないのでw マイクロスコープで見たところ、声帯が炎症を起こして腫れちゃってるんだそうです。で、治るまで極力「声」を出すなとww 「声」出せないという事で、仕方ないからメールで状況を上司に連絡したですよ。

そうしたら、「電話」掛けてきたww オマエナーww 声でないし、治るまで極力しゃべるなといわれたから、失礼とは思いつつメール打ったんだから、そこら辺は理解して下さいよww 意味ネーじゃんかよぉぉぅ。
そういう事で、取り合えず「明日も休んで、週明けに体調整えてから来てくれ」とのこと。オイラはカスレ声で「声が出ないだけだから仕事する」と言ったのですが、上司のアドバイスとして従う事になりました。中途半端に気を使ってくれる人なので、オイラも言う事聞いて仕事しているんですが、惜しいっていうか、中途半端に気配りの無い、変なトコがあるんですよ、この人。。。

さて、

2曲目:狛桙(こまぼこ)
高麗由来の系統とされる舞楽。大陸由来の舞楽は装束が赤系統なのですが、朝鮮由来は青系統なんだそうです。舞楽には、ベースとなる話があったり、舞自体にストーリーが有る点が面白く感じます。色々調べて、流れを知ると一層楽しめます。


現れたのは、船の漕ぎ手です。船そのものかも知れません。手には棹(さお)を持ち、船を操る情景を表しているといいます。棹は五色に彩られており、朝鮮からの船が港へ入ってくる様なのだそうです。


途中、棹を置いて舞が続きます。4人の舞者が舞台に上がっているのですが、限られた空間で整然と舞う姿は、訓練の賜物ですな。


再び棹を持ち、一斉に振り上げます。このとき、4人の操る棹の角度が一致している状態が美しいとされます。よって、タイミングを合わせるのが難しいといいます。


振り上げた棹は、これまた同じタイミングで高欄(こうらん)へ振り下ろします。船を操っている様そのものなんでしょうね。一連の動作は繰り返されます。舞楽は、同じパートの繰り返しで構成されています。1セット終わったら、次へと移って行きます。


最後は、棹を胸前に掲げつつ舞台を後にします。そう、船が着いたんでありますなぁ。なにやら、宮島では遥かな大昔に巫女さんが舞ったという記述もあるそうで・・・ 舞楽は男女どちらが舞っても大丈夫という事なんですかね!

でも、演目の多くは龍だったり武士だったりしますからw どうなんだろうか。とか思って調べてみたら、女人舞楽といって、昭和30年頃から起こった舞楽団があるようです。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風邪と引き換えに見たもの 壱

2010年01月06日 19時11分22秒 | 風景・散歩・旅
カゼ治ったと思って調子が良かったのは僅かに2日間で終わり、またもやカゼを主因とする不調状態で仕事始めを迎えたのは、記事で紹介済みです。では、そこまでして見に行ってみたかったものとは? 実は、昨年のこの頃も調子が優れず、結局回復することなく仕事始めに突入したので諦めが簡単に付いたのですが、今年はウッカリ好調が2日もあったものでw 1年越しだったのですよ。

宮島の厳島神社は、年に数回「舞楽奉納」が行われます。ここの「面(おもて)」は歴史有る逸品で、普段は宝物館に収蔵展示されている物です。よって、日本各地で行われている舞楽の面とは、少々印象が異なる訳です。

でも、ポスターで使われたりしてますから、広島県民、とりわけ、県西部の者には宮島版の面が「標準的」なんですなぁ。

さて、奉納された舞の順でご紹介しますか。

1曲目:太平楽
兜をつけて鉾を手に持ち舞が始まり、途中から鉾を置いて抜刀し、演舞が続きます。楚漢戦争での「鴻門の会」がモチーフと言われているそうです。

鉾を手に舞台へ


鉾を床へ置き、素手で演舞


抜刀し、演舞が続き


最後は、鉾を胸前に掲げつつ舞者が去っていきます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お正月は終わりましたが

2010年01月04日 20時31分36秒 | 風景・散歩・旅
いやぁ~、カゼ治ったと思ったらまたモロタw モロタというよりも、今回のカゼは100%私自身に非が有りますので、「アホな奴w」と思われても、何ら言い訳は出来ませぬなぁ。今年の冬は、予報に反して寒いのです。

カゼモロタのは昨日(1/3日)なんですが、午前8時に自宅を出て、スクーターで呉駅へ。そこから列車というのは、少し体調を考慮した部分。一気に行ってしまおうかとか思いましたが、やっぱり体調崩すとマズイので。とか思いながらも、午前11時頃から午後4時頃まで、寒さに耐える事となったのでありました。帰路の列車内で、咽の調子がおかしい事を自覚し、夜もサッサと寝たんですけど、さすがに堪え過ぎたようです。来年の冬には、自主的に体内発熱が出来るように筋肉付けてガンバリます。

そんな訳なので、新鮮なネタを提供できなくなっちゃいましたw 気力も体力も、明日からの仕事に全て掛けなきゃならないので、今日も早く就寝しちゃいます。

おー! まさに、この内容は「ブログでやれ!」に相応しいですなww

内容的に時期を問わない物なら、後日の記事に使えますが、日数が経過した後の記事ってのはねぇ。なかなかオイラ的には。

さて、今日はアホさ加減を再認識したところで、カモでも見て頂きましょうかw

登場してもらったのは「キンクロハジロ」という、海辺でよく見られる潜水対応型カモなんですね。カモとしては若干小さめですが、コイツらはオイラ大好きなんです。眼が金(黄)色で、背中が黒で、羽(腹)は白。だからキンクロハジロ。そのまんまなんです。
特徴は、冠羽といわれる頭の羽。寝ぐせというか、アホ毛というかw これが非常にチャームポイントなんです。

撮影地は、広島城のお堀。毎年、ここにはキンクロたちがやってきて越冬します。本来、人間を見たら野鳥は逃げるものなのですが、ここのカモたちは、ある程度の距離まで「寄って来ますww」。他にも、ホシハジロとかヒドリガモなんかも居ますよ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする