厳しい母です

安佐動物公園では、夏生まれのレッサーパンダの公開時間が延びてきていまして、以前は一時間程度だったものが、今では午後1時頃から閉園までに変更されています。これからは繁殖の関係もありますので、兄弟との鉢合わせがないよう気を配る為の方策をいろいろと考え、実施変更しているのだと思われます。
なにせ、お兄さん達は、そろそろ父親のロンロンとも抗争を始めちゃう可能性がある程に大きくなっていますからね。

さて、画面右側の母親バナナさんが、キューキュー鳴きながら子供の耳元に噛み付いておりました。これは、腕力がまだまだ弱いのに、高い枝へ登ってみたがる子供を制止するための事。まぁ、子供は2頭でバナナは1頭ですから、直接噛まれちゃうのは、どっちか片一方となってしまうのは仕方有りませんな　この日はバナナさんの監視が厳しくて、しょっちゅう噛まれていました。

子供レッサーパンダは見た目こそ親と大差有りませんが、まだまだ体毛ばかりで骨格は小さいのです。特に眼の大きさは親とは歴然でして、親は円らな瞳ですが、子は若干眼が小さいのです。

ちいサイ

安佐動物公園で一般向け公開展示の始まった「クロサイの赤ちゃん」。昨日はすんなりと出てきたものの、いきなり雨に降られて5分程度で中止となったそうです。そんな事があったためか、今日はなかなか出てきません。

約20分間ほど、飼育担当の方が説得をした結果、やっと赤ちゃんを連れて出てきました。クロサイの赤ちゃんは、体重の割に筋力がしっかりとしているそうで、とても軽快に跳ね回っていました。サイが垂直方向へジャンプするなんて想像もしませんし、当然見たこともありませんでしたから、これにはかなり参りました