絲山秋子 「袋小路の男」 講談社 2004 を読んだ。
「小田切孝の言い分」「アーリオ オーリオ」も入っています。
片付けをしていると ちょうどいい というところを体感することがある。
ところが そのちょうどよさ、というものが保たれることは稀で 実にあっけなく 日々はらはらと崩れていく。
けれど そうでもないのかも。
昨日のちょうどよさは 実は、今日の居心地の悪さの何かなのかもしれない。
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という気分を引き出す3作品でした。
存在するはずだ、自分にシンクロをもたらす相手。
男も女も 若さの入り口に立つ者も若さの出口におる者も。
それぞれに見つけたり追ったりしている。
日々更新されながら。