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これどうしようかな・・・どうしようか考えてみます。

流れてくるものは… 4 「瞳をとじて」 <気になる・気になる>

2008-01-30 | _きく__
1月7日(土)、子どもたちの冬休みももうすぐ終わる という頃、
何気なくつけたテレビから どこかの合唱練習の風景が流れてきた。
指揮者 なのか 指導者なのか 
やけに やる気満々(に見えた)な男性のもと、
一パート ひとパート ていねいに練習を重ねていく様子が映し出されている。

 ♪ Everyday I listen to my heart
      一人じゃない
    深い胸の奥でつながってる

平原綾香の Jupiter らしかった。

高校生? いや、中学生かな?
男女混合の編成で とにかく やけにうまい。
というよりも
万年筆書き用の吸い取り紙のように
指導者の言葉を受けて ぐんぐん上達していく様子は、圧巻!

題もわからずに
あわてて 録画を始めた。

番組名は
「挑戦!合唱ドリームチーム」、
時 2006年、
今から2年前
大学ラグビーで 
関東学院大主将・有賀が 決勝戦敗退で涙する、その前日のことだった。


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記す 12 コンパクトダイアリー・L(茶) 4 「近過去トリップ」あるいは「過去は変わる」 2

2008-01-19 | _かく__

驚いた。
なんとなく気になって 「近過去トリップ」をウェブ検索してみたら、
ヒット数が相当な数になる。
村上春樹の本の帯にも 使われている。
村上春樹は好きだったので よく読んでいた。
自分で作り上げた メチャクチャ造語のつもりでいたが、
(よく考えてみたら そう変な言葉でもないか・・・)
どこか印象に残っていた言葉を 勝手に“自家製”と思い込んでいたらしい。

さて その近過去トリップ中に初めて遭遇した「過去が変わっている!」は、
(この時は初めてだったので 「!」が付きます。)
下の子が生まれるために 実家に里帰りしていた時の日記に現れ出た。
(って、別にSFではありません。←繰り返しますが。)

読み返していたのは その日記が書かれて5ヵ月ほどたった頃で、
上の子の三歳児健診が近づいていた。

上の子は おとなしい子だった。
「あら~、おとなしくていい子ねえ」・・・、
外出先の見知らぬ人に 通りすがりの声かけで 幾度かそう褒められた。
褒められたと思っていたことが 何度か同じ事を言われるうちに
「もしかしたら、おとなしすぎるのではないか」、
どこかの(今の私くらいの…)おばさんたちが
新米ママ(当時)の私に せっかくかけてくれたエール?は、
新米ママの不安感を増やす材料になっていってしまった。

もうすぐ三歳児健診だ、保健所の人に
「おとなし過ぎますね。」とか何とか言われるのだろうか、
(健診なんだから何か言ってもらう機会のはずなのに、
 当時は 何か言われる ということに 過剰に反応していた。)
なんだか暗い気分になりながら
三歳児健診の保護者の記録という質問欄に書き込んでいた。
 ○ 好きなおもちゃや遊具(ブランコなど)は何ですか。
という質問があって、
あれ?ブランコ いつごろから遊ぶようになったんだっけ?
日記に聞いてみるか と
その時 まとまった量の日記を読み返した。

下の子が生まれ、病院からうち(実家)に戻って六日目ごろの日記に
「(上の子が)お風呂に入るのを嫌がる、今日で五日目!」と
書かれていることに 目が留まった。

ほう。
上の子は 何か言いたかったんだろうな、ここできっと。
入浴しないスト?を決行しているのだから 気づいてあげればいいものを
二人目でもいつまでも新米ママの私は
「わあ。こちらの思ったとおりに進んでくれないと 困っちゃうな」くらいに
受け取って、日記に書き込んでいた。

ふ~む。
こうやって文にしてみると
単に 私がドンくさいから「過去は変わる」ようですが、
歴史観みたいなもので
とにかく私には インパクトのある出来事だった。

だから 
それからゆったり自信を持って 子育てができるようになったかといえば
残念ながらおろおろハラハラしながら進んで行ったけれども、
「今」この出来事は、時を経ると違う面が現れるのかも知れぬ という
脱力ディフェンス体制?が、少しは取れるようになった、カナ!?

津守房江著
「育てるものの目」「育てるものの日常」のどちらかに
(手元に本がなく、調べられないのが残念。)
「過去は変わる」という内容の項目が確かあって、
ふおおぅ!と のだめ調になって読んだのは いつの頃だったろう。
日記を読み返して 時々現れる現象を
「過去は変わる」という表現で 本の中に見ることができて、うれしかった。

というわけで、
「過去は変わる」のでした。

 

[2012/10/19 編集]



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記す 11 コンパクトダイアリー・L(茶) 3 「近過去トリップ」あるいは「過去は変わる」

2008-01-18 | _かく__

>当時購入したのは
> ○ B7判
> ○ 見開き4日無罫タイプ で、
>罫線の引いてある付録の下敷きを使って
>縦書き・横書き どちらでも書けるようになっている。

次の年から
一回り大きいA6判の
「コンパクトダイアリー・L」を購入するようになった。
この大きさが私のペースに合っていたようで、
現在まで続いている。
(色は グリーンが気に入っていたのだが
 この頃は 茶だけの発売になっているようだ。)

子育てのキラキラ(あるいは へとへと)を
書き残しておきたい と始めた日記だったが、
ここまで続くとは 予想できなかった。
時々「近過去トリップ」に遊び、
その内でも また時々「過去が変わっている」事に ほうと息をつき、
そんなことをしているうちに 淡々と日記が続いていった。

「近過去トリップ」だの 「過去は変わる」だの
へんちくりん(と思われるよう)な事を 書いているが、
「過去は変わる」のかもしれないと気がついたのは
津守房江著
「育てるものの目」「育てるものの日常」を読んだことが きっかけだった。

その前にまず、「近過去トリップ」なるものを説明しなきゃね。
これは うちの家族内のメチャクチャ造語で、
単に「日記を読み返す」ということです。
日記を書き始めた頃の夏休み、親戚のおばさんに会ったとき、
「あなた 育児日記付けてる?付けてると イイことあるわよン」
「えっ?どんなイイことあるの?」
「うちの子たち、中学生の頃 自分の事が書いてある育児日記を
 それはそれは楽しそうに読んでたわよ。」
…と会話したことがきっかけで アパートに帰り着くと
試しに 3、4ヵ月くらい前のところを読み返してみたのだった。

これが面白いんです。
その日記を記した時には
「○○で大変だ~!」「△△で疲れる~!」と一大事のように感じていたことが
3、4ヵ月たった「現在」から眺めると、
3、4ヵ月過去の自分には申し訳ないが たいした事じゃなかったりする。
少~し子育てに慣れたから そんな風に感じることとなったのだろうが、
それは とても新鮮な発見だった。
日記には子どもの事の他の日常も書いてあるので、
声に出して読んでいると 夫もケラケラ笑ったり と
結構 楽しい習慣になっていった。

そんな「近過去トリップ」を 何回か続けているうちに、
「過去が変わっている」事に気がつくときがやってきた。
(って、別にSFではありません。念のため。)

 

[2012/10/19 編集]

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