“ん? ホラーティウス「Carpe diem」 どこにあるかな?”
↓
出版元サイトに
「ギリシア・ローマの名句337に原綴・出典を添え,編者が自在に語る.通読しても,ある句を捜して拾い読みしても楽しめる1冊.」と紹介されているこの岩波文庫の中に 文字通り、
「ある句を捜して」≒ホラーティウス「Carpe diem」を探して、三千里。
三千里はオオゲサながら、
〇 ギリシア・ローマ→ローマだな。
〇 ローマの部 著者のつけた見出し(五十音順に並んでいる)のまず、『いま』を探して→無し。
〇 じゃ、『きょう』は?→あった。
の三里くらいで到着。
「あとがき」のところにも行ってみた。
こちらも面白い。
編者柳沼重剛氏は この本を作り上げるにあたって
ギリシアもの < ローマもの (数量的に)
になることは はじめからわかっていた。
そのローマの部の中でも
「ホラティウス(ホラーティウス)からの採用が他に比べてかなり多くなったのを、実は気にしていた…」柳沼さん。その後あるモノを参照して「いささか安心」なさっている。
世界には
いい言葉がたくさんあって
そのたくさんの中にも
引用句辞典向きか否かの
♪ 君の人生がふたつに分れてる
そんなこんなを感じながら感じながら
今日という日を摘み取ろう。