第1課 旅の始まりはナポリ
Io sono Iwao. Sono musicista./私は巌です。音楽家です。
舞台はナポリ。「ナポリ湾を望むナポリ市と桜島を望む鹿児島市とは、風景がとても似ていることから、鹿児島市は古くから「東洋のナポリ」と呼ばれていました。」(鹿児島市HPより)ってなわけで、ナポリ市と鹿児島市は姉妹都市。盟約が結ばれたのは1960年の5月、今回の旅人・バイオリニストの古澤巌さんがハイハイしていた頃でしょうか(^_^)/。ナポリは人口98万人、南イタリア最大の町。旅のパートナーは、マッテオ・インゼオMatteo Inzeo。イタリア語教師、そして空手初段。イワオさっそくマッテオから、Vedi Napoli, e poi muori.ナポリを見て死ね を教わっていました。ささ、伊語はじまりはじまり。
第2課 ナポリの下町を散策
Un espresso,per favore./エスプレッソをひとつお願いします。
スパッカナポリSpaccanapoli を散策するイワオとマッテオ。2つに分けるspaccare を地名に含む土地で、細いまっすぐな道が続いている。道周辺に古い街並みが残り、世界遺産の地。観光客いっぱい。あの洗濯物の干し方、あのザル払い上下買い物方法も紹介されていた。‘あの’って既出みたいに書いたけど たぶん映像を見たら「あ、これ知ってる。」と思う人が多いであろう、伝統(^_^)/の干し方、買い方。このスパッカ通りを挟んで、2、3階どうし辺りに物干し紐を滑車経由に張って、万国旗たなびく運動会飾りつけ様干し方をする。同じく2、3階辺りに住まう(老)人が、今度は上下方向に窓からお使い銭入りのザル(かご)を垂らし、ちょいとお向かい辺りの小売店で買い物してもらう。(番組の中では イワオが受け取って、お向かいパン屋で クロワッサンun cornetto 買うお使いしてました。伊語会話練習の一石二鳥。)「めぐり逢わせのお弁当」の中にも 上下お使いの方のやり方が出てきた、ような記憶が。両方合わせたような方式の日本のお団子屋の紹介をいつかTVで見たなと 「団子 滑車」で検索したらすぐ出てきた。「滑車」キーワード、強力(^_^)/。
第3課 音楽の都・ナポリを満喫
Come si dice questo in italiano?/これはイタリア語で何と言いますか?
ナポリ、「音楽の都」でもあります。バイオリニスト古澤巌、ガエターノという知る人ぞ知る名器をモデルにしているというバイオリン工房を訪問す。(ガエターノ・バイオリン、‘家を買う’という単位の額になるらしい。)その工房の人が作ったバイオリンを弾いてみるイワオ。イワオ演奏を初めて聞いたマッテオ、感動していました。そりゃそうだろうね、そんな近くで聞けたら。イタリア最古の音楽院、Conservatorio di musica San Pietro a Majella に向かう二人。のHPに行ってみると 当たり前だが見事に伊語だらけで迷宮。中学英語だって忘却の彼方なくせに、せめて英語を。と思ってしまった。
第4課 ナポリ復習編①
第1課から第3課までの復習
復習編の案内人チチェローネは、キョートー。ん?校長じゃないの、と思ったら京藤好男さんだった。モナリザさんとダヴィデくんも前シーズンから引き続き、活躍しています。
野村雅夫のCinebar も継続です。「おとなの事情(Perfetti Sconosciuti)」パオロ・ジェノヴェーゼ監督 2016年。「映画の舞台は、親しい仲間たち7人が集まったホームパーティー。そこで、ある危険なゲームが始まります。それは、携帯をテーブルに置いて、届いたメールやメッセージ、電話の会話を見せ合うというもの。」きゃー、それは危険すぎる。でもとても気になるので、借りてきて見てみよう(^_^)/。原題の Perfetti Sconosciuti を訳すと 見ず知らずの人 となり、しかも Perfett[i] Sconosciut[i] の複数形。見終わるとその意味に深くうなずけるのだとか。