朝起きたら テレビをつける。
つけてそしてドラマを見ていたら、思いがけない展開になって驚いた。
そのせいかどうかテレビを消して、ラジオのスイッチを入れた。
普段この曜日のこの時間にラジオを聞くことはなかったので
情報コーナーかなんかだと思っていたところへ いきなり小説の朗読と思われる声が聞こえだし
今朝はなんだか 二度驚くこととなった。
海辺の音が聞こえる。途中から聞き出してストーリーについていけるか、とも思ったが
海辺の音についていくのはここちよかった。
途中からなのに 話の筋がのみこめるように感じた。
番組が終って調べてみたら、 ラジオ文芸館・選「砂売りが通る」 と言う番組だった。
堀江敏幸著「砂売りが通る」は 「熊の敷石」の中に入っているようだ。
「熊の敷石」挫折していて、とにかく手に取って広げたことがあったのに気付かなかった。
効果音のある朗読。
海辺の音が聞こえたな、と 繰り返し考えていたら
海辺ノオト と カタカナになっていって、不思議だった。