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これどうしようかな・・・どうしようか考えてみます。

「きことわ」

2018-06-29 | _よむ__

雑誌(「天然生活」)の巻頭エッセイ
朝吹真理子「一世一代の恋」を読み、以前挫折した「きことわ」を も一度手にした。

「一世一代の恋」は 向田邦子「春が来た」を思い出させた。
連想させるが 一世一代の物事は 人それぞれに異なるものなのだ、改めてそう深呼吸する作品だった。
真理子さんのラストが「あらそうだったの?」と(私としては)意外な方向に進んでいったので そんな風に感じたのだろうか。

で 「きことわ」 です。
朝吹登水子さん関連人物なのですな、と手に取った時は(前回は)
話に乗れずに 読んでいく目が滑り出し なんか、数ページも届かずに止めてしまった。
なのに 今回は読了できました。てか、とても心に響いた。

読書って 大変。あるいは 読書って不思議。
読めたり 読めなかったり 読めないと思っていたものが、ちょっとタイミング新たに出会えば何事もなかったかのように読み進んだり。。。
きっと とても面白いものが 世界には たくさんあって、
いや ちゃんと出会っているのに 自分の心に届くような道すじをその時は見いだせないで終わる。
ぐるぐる書いていくと これが
「きことわ」感想になってきたような気もするのだった。

 

 

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「あのころはフリードリヒがいた」

2018-06-28 | _よむ__

「あのころはフリードリヒがいた」 ハンス・ペーター・リヒター 上田真而子 訳 1977
DAMALS WAR ES FRIEDRICH by Hans Peter Richter 1961

もくじをながめると 細かな章立てになっていることに気付く。
各章立てにカッコつきの4桁の数字が続く。
一番始めは 1925、
最後は 1942。

ユダヤ人少年フリードリヒは ドイツ人少年「ぼく」の誕生日よりきっちり一週間おそく生まれた。
二人は 1925年に生まれ、同じアパートに暮らし、成長していく。

1933年1月30日 アドルフ・ヒトラーがドイツ帝国首相になる。

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“…フリードリヒ2世が建てたこの宮殿。…”からダイレクトにも「あのころはフリードリヒがいた」を思い出し、読んでみようという気になった。(以前何度か手にして、だが、読み進んだことは無かった。)章立ての中に「じゃがいもパンケーキ」があったせいかもしれないが、最後まで読むことができた。

自らが暴走し始める。
そのあまりの呆気なさに 読み手としてはたじろぐばかりだった。
その「読み手」だと思っている私の立ち位置は 本当にそうなのだろうか。

 

 

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「365日の気づきノート」

2018-06-26 | _よむ__

門倉多仁亜著 「365日の気づきノート」 を少しずつ読んでいる。
それまで日記を書いたことのなかった多仁亜さんが この本の企画で 1年、体験したこと、思ったことをメモし(写真も)、美しい1冊の本になった。「あとがき」には そう記されている。

小まめに撮られた写真が 各ページに 慎ましやかなサイズながら載せられており、少しずつ読んでいくことが楽しく心やわらいでくる。
日付を追わずに その日の広げたページに任せて読んでいたが、ある時 私の日記(コンパクトダイアリー)に書き付けた事がその本の中の1日に出てきて驚いた。

 

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“すかれて田となりぬ。

「では、また来年。お元気で。」”

そちらに移動することになり、予定が重なることとなった。以前からチケットを用意していた多仁亜さんの講演会行きの方をキャンセルした。コンパクトダイアリーには、「タニアさん(の講演会を)キャンセル、2,528円返金(される)予定」などと書き込まれていた。
(「365日の気づきノート」の方は 日記形式 日付はあれど 何年、までは強調されていない編集だったので その頃の一年の記録であることに気付かずに手に取っていた。)

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多仁亜さんのその日の日記にも 写真は添えられていた。
多仁亜さんがその時間、「いなほ」で鶴岡に向かうことを知っていた多仁亜さんの友人は
「左側の窓の外を見てね」と 多仁亜さんに知らせていたという。
このページに もしもその写真が添えられていなかったら
文章だけを読み進んでいく形だったら
少なからぬ読者の人々が ドキドキしたのではあるまいか。
多仁亜さん、お友だちからの‘プレゼント’、「その瞬間」を受け取ることができたのかしら、と。

‘プレゼント’はちゃんと多仁亜さんに届き カメラに収められ
「なんとも形容しがたいとびきりの日本海の夕日」と表現された、写真となっていた。

 

 

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朝からバレエでダイエット 18-06-03

2018-06-25 | _動的平衡_

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 食材バランス。まごわやさしい

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20180615 前回比 -0.25kg/トータル -1.95kg ○☆☆★●|○○

20180625 前回比 +0.05kg/トータル -1.90kg ○☆☆★●|○○

季節だし 体重数値好転しているし ワンピースを出してきた。
着用。
二の腕、肩周り、辺りがきつく感じられ 肩がこるような着心地。がっかり。

数値的には
○☆★★●|○○
辺りがいいような気がするんですが、一番に感じたいのは
○ 体感スッキリ 所作軽やかに、見た目しゃっきりと
○ できれば以前の服も着られるといいな(^_^)/。(欲張り過ぎ。。。)
です。
ソコハ何処ダ?

 

 

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「そして父になる」

2018-06-24 | _気な・気な_

録画した「そして父になる」(是枝監督自ら再編集した特別版)を再生した。

特別版とのことだが 今回が初見なので、違いは分からない。
民放での放送だったのでCMが何か所か入り、録画再生なのでその都度その都度CM飛ばしをしていくうちにストーリーに乗れなくなっていく。

産院での実子取り違えが起きてしまったことに 6年もの月日が流れてから知ることとなる、二組の家族。
その激情をあまり感じることがないままに 映画は再生は進んでいき、つかみどころを探しながら見ている私のところに 「押入れ」のシーンが現れた。

ガツンと音が聞こえたような気になった。
慶多の精一杯の矜持を感じた。
もうその後は どのシーンが出てきても、涙涙涙。
目の奥鼻の奥が痛い~。

良多はそして父になったのかもしれないが
慶多は慶多に、そして
琉晴は琉晴に 痛みと苦しみと喜びも安らぎも ♪ 全部だきしめて 大きくなっていく。
と書き切れるほどの愛(情)の存在を
(前半乗らなかった割には!)見終わった頃にはひしと感じることとなった。

愛はそこにあるものなのか。
愛はそこに育つものなのか。

 

 

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「ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ」

2018-06-23 | _気な・気な_

「ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ」を借りた。このタイミングで?
で 〔「小賢しい」ワードのある世界・?いや、ない世界?〕 的フィルター付き感情で見ていった。

そういう風に見て行けば そういう点が目についてくる。
でもね。私はアイリーン・グレイと言う人を知らなかったので、そのうちに
彼女のブラウス素敵。靴も素敵。ハイヒールで歩いているのに、なんと自在な足運び(これは普通かな?私がヒール靴履いてる時にあまりにも靴に履かれてるような歩みになっちゃってるだけか。。。)。などなど、初めてみたと思うアイリーン・グレイ作品と彼女自身を演じる俳優の映像に気持ちが入り込んでいった。

椅子よ、テーブルよ、ソファよ。
そのうるわしき物たち。
(映画の中に出てくる彼女の作品は アイリーンをここで初めて知ったような私がそんなにぱっぱっと気づくはずもなく、なぜかレンタル返した後で初めて見に行った映画宣伝サイトの中の《アイリーン・グレイの代表的な家具》と言う所を眺めながら書いています。「デイ・ベッド」〔アームレスのソファ&ベッド[ソファでもあり、ベッドにもなり]〕に腰を下ろしてみたい。寝っ転がってみたい。。。買いたい。とまで言うと、一体どこに置くんだす〔そもそも資金も…〕?となってしまうので言えない。書いてるけど><。)

映画は 「椅子」 から始まります。
その「椅子」は 今、どこにあるのかな。。。
眺めているのだろうか、それとも座っているのだろうか、。。。

 

 

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「勉強の哲学 来たるべきバカのために」

2018-06-19 | _よむ__

BとAは 同じなのか違うのか。

A 「小賢しいって何ですか?言葉の意味は分かるんです 小賢しいって相手を下に見て言う言葉でしょ 僕は みくりさんを下に見たことはないし 小賢しいなんて思ったこと一度もありません 」 (「逃げ恥」最終話)

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B 言葉の意味は、環境のコードのなかにある。 (「勉強の哲学 来たるべきバカのために」33ページ)

「勉強の哲学 来たるべきバカのために」 千葉雅也 文藝春秋 2017.4
読み始めました。(+α、“こちら方面で逃げ恥再放送中。”でありました。)

「小賢しい」からの解放は 「小賢しい」への退路は断たれた、ということなのだろうか。それとも
退路はいくつもあるが 進むべき道もいくつもある、ということなのだろうか。
とにかく 互いにパートナーであることの「厳しさ」を感じてしまった。
「ボーっと生きてんじゃねえよ!」と チコちゃんに叱られそうだが
私としては、なるべくなら くよくよと 戻るべき道も 残しておきたい。(ぼんやりしたい。)
再放送で も一度全周見終わったドラマは 初見の頃とまた違った印象を残していった。

 

 

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梅雨の晴れ間の…

2018-06-17 | _住___

梅雨の晴れ間の大掃除。

冬だろうが初夏(過ぎ)だろうが
“「…(このプロジェクトの)責任者は誰なの?」
「…それはあなたです。」
反省したいが先に進まない。
で、大掃除である。
コツコツというと聞こえが良すぎるので 
出ていいはずもない攻勢に出て 岩窟王宣言。
いざ出発。”
な状況は変わらず、なのであるが 一点(というか、F七段の旋風が如く)きらめくのは
○ 水拭きetc.の乾きが早い(≒水仕事が瑞々しい!?)。

梅雨掃除
水も楽しや
それ!励め   eight

 

 

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山猫発見

2018-06-16 | _気な・気な_

別に イリオモテ系発見したわけではなく(当ったり前ですなあ)、

“野村雅夫のCinebar 今回は「山猫」。“あ、「山猫」まだ見ていない。”の山猫だあ。しかも今、星のチャンネルでやってるし!入ってなーい><。”

と 以前嘆いていた「山猫」の方を発見。
テレビの電子番組表に ひょっこり現れ出た。
気がついてよかった。

 

 

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朝からバレエでダイエット 18-06-02

2018-06-15 | _動的平衡_

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 食材バランス。まごわやさしい

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

20180605 前回比 -0.95kg/トータル -1.70kg ○☆☆★●|○○

20180615 前回比 -0.25kg/トータル -1.95kg ○☆☆★●|○○

20140618 (トータル)-1.80kg

2010-06-14 トータル -3.75㎏

↑「World Cup進法(!?)」比較(^_^)/。
8年前、すごい。。。

 

 

 

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