“アイロン台新調してみよう。…と…アイロン本体、スプレーとかその他隣の部屋に移し、さてそれをどこに置く。ここか。”の部屋の敷物を新しくすることになった。敷物を動かすためには上物をどかさなければならない。ついでに「だわへし」大作戦敢行である。言うは易く、始めたらそりゃ大変。
そうこうしているうちに
どうしてこんなところに辞書群が飛び地みたいに置いてあるんだ?ああそうだった、子どもが捨てると出してきた参考書・辞書類を「え、捨てちゃうの。何かモッタイナイ。」ととりあえず貰い受け自分のモノと比べてどちらか残そうと思ったまではいいが、ごそごそ集合させて、で、そのままだった。
「じゃあ、いつやるか? 今でしょう。」
ステル、ステル、シマイ込ム、…ずかずか進めているうちに、ハイ今度は古語(辞典)対決。
子どもが使っていたものは二色刷りで見やすく、そちらを残そうと決めかかっていたのだが
ふと広げた自分のモノの方の見出し語【置物】の解説が気になった。
1金箔を置き散らしたもの。「これもいろいろの縫物――などいとこまかに艶しくしなしたり」〈増鏡八〉
2装飾として置いておく物。「――には琵琶一面、琴一ちゃう立てて置きたり」〈伽・むらまつ物語〉
1はキモノのこと?キモノに親しんでいる方だったらサモナイことなのだろうけれど、じゃ縫物は刺繍のことか?から始まる私にとってはなんだか新鮮な解説で、その先、1は「…もの。」とひらがな扱いなのに2は「…物。」と漢字表示。。。とナルホドね・ポイントは増えつづけ。
そもそも、この古語辞典あまり見覚え(使った覚え)がない。てか、真っさら、新品。ホントにワタシの?
と 「だわへし」大作戦における
「わ」(分ける)⇔「へ」(減らす)
行きつ戻りつ道草大展開中。