<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

決して開かない蕾のよう

2014年07月27日 17時14分12秒 | Weblog
あの方を誘惑してはならない。

戒めはしっかり守っております。



ひと月、ふた月、み月。やがて四(よ)月。

朝顔が咲く季節になってしまった。

「誘惑してはならない」の戒めは、朝ごとの朝顔の蕾のよう。

蕾をつけるだけで、決して開かない朝顔のよう。



誘ってはならない、惑わしてはならない。

強欲が抑圧に抗っているので、夜中の雨音にも驚く。

雨音を聞く闇夜の天空に、美しくやさしいあの方がちろちろ輝き出す。



思慕を伝えてはならない。

封鎖しておかねばならない。鍵を掛けて扉の奥に匿っておかねばならない。

逢いに出掛けてもならない。遠くから見てもならない。



わたしはろくでなし。ろくでなし。

あの方の前に出て行けるような上等さをいっさい持ち合わせない。





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酒の肴 サツマイモの蔓の皮剥きをする

2014年07月27日 09時24分41秒 | Weblog
昨日、近隣からサツマイモの蔓をどっさり頂いた。4時過ぎから6時まで2時間をかけて、蔓の皮剥き筋取り作業をした。忍耐力を要請される作業だ。蔓にはアクがあるので、剥いている指先と爪がアクに染まって薄茶色に変色した。夕食にこれを炒め物にしてもらって食べた。唐辛子もちょうど赤く熟れ出してきていたので、炒め物に加えてもらった。もちろんこれが夕食の酒の肴になったのは言うまでもない。苦労の甲斐があったというものである。三郎は大雑把でいい加減な性格をしているくせに、こういう時間がかかる作業を丹念にこなすのが好きである。
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