<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

「好きだよ」のこころが開かれていれば

2014年07月29日 08時55分41秒 | Weblog
おはようございます。

5時過ぎにうっすら夜が明けます。するともうニイニイゼミが鳴き出します。鳴きだしたら止まりません。ずっとずっと鳴き通しています。

生きている間の全部を注ぎ込んでラブソングを歌っている夏の蝉。聞いている恋人たちもさぞや嬉しかろ。

ラブソングが歌えない三郎とは大違いだ。愛を歌えない三郎に、従って、どんな魅力も付かない。

こちらの耳にはどの声もミーンミーンミーンと同じようにしか聞こえてこないけれども、それだけでは女性のハートは射止め切れまい。

いや、射止めているかもしれない。「好きだよ」「好きだよ」の繰り返しだけで、その熱意が相手にちゃんと通じているかも知れない。

だったら、三郎にも可能性が少しは出てきそうだ。

「嫌いだよ」「嫌いだよ」の否定語に囲まれているよりもやはり「きみが好きだよ」の愛情表現に一日中浸っていれば、頑ななこころでもじわりじわり開いてくるだろう。

「きみが好きだよ」の「きみ」がいなくったっていいではないか。「きみ」のところにさまざまなものを代入できそうだ。

「森が好きだよ」「空が好きだよ」「星が好きだよ」「夏が好きだよ」・・・なんだっていい。「好きだよ」のこころが開かれていればそれで十分のような気もする。

コメント
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