<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

にんまり

2016年11月14日 03時11分11秒 | Weblog

真夜中の三時、今。雨の音がしている。雨の音で目を覚ましてしまったくらいに、本降り。昨日一日ずいぶんたくさん秋野菜の種の蒔きなおしをしたので、この雨は迎え雨になったようだ。種たちが、小さいけれどみな生命なので、雨に濡れて目を覚まして、ああいい気持ち、ああいい気持ちと呟いているに違いない。と思ってしまう。それにしても植物の種というのは凄いものだ。死んだふりしているだけでほんとうはちゃんと生きている、眠っている。チャンス到来を待っている。ずっとその日が来るのを待っている。待っていられるところがさすがだ。で、この雨。一晩中降っているからもう目を覚ましたのじゃないかしらん。ふふふ、ふふふと笑いが込み上げてきているんじゃないかしらん。さあいのちの活躍が始まるぞ! さぞさぞ喜んでいるだろうなあ。種蒔きをしてくれた人間さまを神様くらいに考えているだろうなあ。その人間さま、つまりこのわたしを見たらこんなに冴えないお爺さんでさぞさぞがっかりするだろうから、神様ということにしておくのが賢明だろうなあ。見えない神様役をしている気分を味わってにんまり。

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