<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

フランスからドイツへ越える国境

2017年01月29日 21時16分36秒 | Weblog

早い遅いの違いだよなあ。みんなここを離れて行く。見えないところへ旅立って行く。見送った者もやがて見送られることになる。死んでしまうまではこちらにいる。死んでしまうとこちらにはいなくなる。フランスからドイツへ入る。国境を越えるその一瞬だけ、人は死を体験することになる。でも、死は出国・入国の手続きだけですんでしまうだろう。一瞬のことだ。そこから先はまた新しい国での新しい旅になる。早く旅立っていった者がしばらく休憩していると、遅れていた者が合流する。そういうこともあるかもしれない。死ぬまでは不安だ。寂しい。悲しい。そして苦しい。辛い。それが極点にまで高まる。するうちにそれが瓦解する。ほどける。熔ける。沸点になって軽く軽くなり大空へ舞い上がる。そこからはもう不安はない。楽になる。浮き上がる。

 

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峠越えして野菜を届けてきた

2017年01月29日 21時04分45秒 | Weblog

今日は温度が15度まで上がった。峠越えで唐津に行ったが、峠道の脇道に積まれた雪が解け出していた。これだったらタイヤが滑ることもない。さあ、しかし、今晩冷え込んだら大変だぞ。解けた雪水が凍ってしまうだろう。唐津には親類へ野菜を届けに行った。午前中、畑から収穫して来た大根と白菜と人参と薩摩芋と九条葱と中国菜を、午後に掛けて届けてきた。途中道の駅でお弁当を買って、風景が開けたところでこれを食べた。ワゴン車の後ろのハッチを開けると椅子になる。ここに座して。風も寒くはなかった。雨もまだ降り出していなかった。野菜は届けた縁者に喜んでもらった。帰宅したらとっぷり日が暮れてしまった。降り出した雨のせいだ。

 

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すべてがゆたかだ

2017年01月29日 08時33分01秒 | Weblog

僕は天上地上のゆたかさを讃える者、よろこべる者、同化同道する者でありたい。次々に豊かになっていく天井地上の活動を見届ける者でありたい。これに安らげる者でありたい。これをわたしの内なる宇宙に組み入れ浸透させ、常日頃にも攪拌し、生涯を通して隅々にも行き届かせ得る者でありたい。僕はすべてを静かに見守り、讃え得る者でありたい。

ああ、地上に水仙が開いている。ああ、海潮が岩礁を叩いて祝福の太鼓を鳴らしている。ああ、雲の間から幾筋もの光の束が下りてきている。山の端に大きく朝日が上がり地平に大きく夕日が沈んで一日が完了している。夜空をあるときは月が照らし、あるときは星々が荘厳している。すべてがゆたかだ。

 

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