これで何度目だろう。移植できる大きさに育ったものから、畑に移植する。畑を耕して、そこに白菜苗を移植する。昨夕、10株を移植した。
おっと、殺虫剤を撒くのを忘れている。撒かないでおいたら、米搗きバッタ殿に大挙して襲われて、スジだけになってしまう。さ、今のうちだ。腰を上げよう。
白菜からすると、僕は神様級に見えるだろうな、きっと。こうして、頼まれないでも、救助に来るんだものね。僕の足音を聞いただけで、彼らは躍り上がっているかもしれない。
これで何度目だろう。移植できる大きさに育ったものから、畑に移植する。畑を耕して、そこに白菜苗を移植する。昨夕、10株を移植した。
おっと、殺虫剤を撒くのを忘れている。撒かないでおいたら、米搗きバッタ殿に大挙して襲われて、スジだけになってしまう。さ、今のうちだ。腰を上げよう。
白菜からすると、僕は神様級に見えるだろうな、きっと。こうして、頼まれないでも、救助に来るんだものね。僕の足音を聞いただけで、彼らは躍り上がっているかもしれない。
わははわはは、遂にコタツが整う。部屋にでんと冬対策が根付いた。寒い冬よ、さあ来い、というところだ。作業完了までに30分を要した。もちろん、家内に助けてもらった。どこもかしこお雑巾で拭き上げた。洗濯したコタツ布団上下を延べる。さっぱりした洗濯のいい匂いがする。清潔の中に身を置く。いい気持ちだ。
来春までこうしてここで冬を凌ぐことになる。
窓の外の空はまだどんよりとしている。雨雲が重たそうにしているが、予報ではもう降らないらしい。
昨日午後から畑に出て、耕したばかりの畝に、プランターで育てていた高菜の、苗を移植した。10株ばかり。雨が降ったので、根付きがいいだろう。まだ畝は余地を残しているから、今日も作業を続行しよう。
畑仕事には落選がない。がっかりを届けられることはない。入選もない。勝手気ままでいい。自分が判定者だから、よしよし、よろしいよろしいだけでいい。これでいいんだよね。
高菜の一夜漬けが出来る日が待ち遠しい。あの青々した臭いが好きだ。
県文学賞が、今朝の地元新聞紙上で発表されていた。投稿した詩も随筆も落選だった。掠(かす)り傷さえついてなかった。がっかりした。
でもしようがない。選者が判定したのだから。その通り、入選に価していなかったのだろう。いいじゃないか、投稿できたというだけで。
入選された方を祝福しよう。入賞者はみんさんニコニコ顔をしておられるに違いない。作品の良さを認めてもらったんだから、そうなるよね。
オシメリ程度に雨が降ったようだ、スコップで耕された畑の表面が、うっとりの雨の飴色をしている。まもなく午前9時になる。雨は止んでいる。風はない。空は暗い。気温18・4℃。湿度95%。ややひんやりする。10月も20日になっている。今日こそはコタツを用意しなければならない。
いい夢を見ていた。あんな夢なら毎夜大歓迎だ。ほくほくしている。気分がいい。