勘違いしてたみたい。インゲン豆じゃなくて、エンドウ豆だった。甘い砂糖エンドウ豆の種を買って来ました。
後で、畑に種蒔きしまきをします。
勘違いしてたみたい。インゲン豆じゃなくて、エンドウ豆だった。甘い砂糖エンドウ豆の種を買って来ました。
後で、畑に種蒔きしまきをします。
照見五蘊皆空 度一切苦厄
仏説摩訶般若波羅蜜多心経より
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(観自在菩薩は)「五蘊は皆 空なり」と照見して、(衆生の)一切の苦厄を度したまふ。
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菩薩様のお仕事は衆生の苦しみを度すことである。苦しみを去らせて平安に導いて行くことである。
ではどうすれば、衆生から苦しみを超脱させて行けるのか?
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その決め手は、「五蘊皆空照見」にある。
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辞書にはこうある。
五蘊は、梵語SKANDHA。集合体の謂い。われらが現象世界に存在する五種類の原理、すなわち色(しき)・受・想・行(ぎょう)・識の総称。
色=物質及び肉体。受=甘受作用。想=表象作用。行=意思と記憶。識=認識作用=意識。
一切の存在は五蘊から成り立っているので、無常であって無我である、としている。
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そのように照見すれば、一切の苦しみは氷解する。実態がないのだから。氷と水と霧なんだから。
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照見は自由である。拘束されていない。どのようにも判断が出来るのであるから、それを一方的に<苦しみ>としないでいれば、苦しみではなくなることになる。
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それでも、われわれは拘束されているのである。我見によって拘束されている。
我見を離れればそこに仏の自由世界が見えて来る。全肯定の世界が見えて来る。
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そのはずなんだが、お爺さんの苦厄はいっこうに減らない。不自由の身が、死ぬまで自由開放されることがない。
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しかし、わたしのこの世はもうすぐ終わる。無常になる。無我になる。その道を選ばされることになる。一切の苦厄が度されて行く。その道が用意されているのだ。
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経典を読み終わっておじいさんはニコニコ顔になっている。室内に延びて来る秋の日の日射しが明るく朗らかだ。
案山子翁あちみこちみの芋嵐
阿波野青畝
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季語は? 案山子? 芋嵐? 芋嵐は、芋の葉を吹き払うほどの強い秋の風。
お爺さんを象った案山子が、吹く嵐のよってあっちへこっちへ靡かされている。それが余所見好きの、きょろきょろ少年青年に見えている。風景が映画のように動いている。
でも、芋畑に案山子? なんのために? 猪避けの案山子は聞いたことがない。
分かった! 案山子お爺さんは、何かの役に立とうとしているんじゃないんだ。一人が好きなだけなんだ。それじゃいけない? いけない、なんてことはあるまい。
8時半現在、気温は14℃。今日の最高気温は24℃まで上がるらしい。風はない。
シアワセ色の日射しが畑までずっと延びて来ています。それを見ていて、シアワセになっています。日射しがこころを持ってそうしている、ように見えています。
日射しにこころなんてないのかもしれませんが、有ると思うことはできます。
T・Sさん、コメントを有り難うございました。わたしの拙いブログを、拙しとせずに、開いて読んで下さってお礼を申し上げます。嬉しいです。わたしの元気が明日へと繋がります。
家庭菜園の小松菜が見事に成長をしています。健康な緑が豊かです。食べたら健康を倍にしてもらえそうです。
T・Sさんは、お近くにお住まいですか? 遠いところですか? 近くであればお分けしたいほどです。
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もうまもなく11月。そろそろ裏の影花壇の、ミヤコワスレの株分けをしなければならない。50cmx6mほどの細長い花壇である。
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ところが、ここにはドクダミが侵入してきて、深く深く根を地中に這わせているから、これをスコップを使って根こそぎ除去しておかねばならない。
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まずミヤコワスレを全部掘り上げる。
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掘り上げた後の土を、新しくしなければならない。培養土を何袋も買ってきて運び込む。土を入れ替える。
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骨が折れる。時間が掛かる。1日投入しても終わりきれない。椅子に座って、こつこつこつこつ根気強く作業する。助けは入らない。
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でも、しなくちゃならない。このお爺さんはミヤコワスレのマニア。花の清々しさにぞっこん惚れ込んでいる。
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ミヤコワスレは分蘖が進んで10株くらいに増殖している。これを1株ずつにする。できるだけ健康な株からまたそこに移植を図る。
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そうでないのは、ポットに植え替えて入院させる。ぽっとの数が凄くなる。元気回復すれば、欲しい方にはお分けする。
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毎日水遣りが欠かせない。お爺さんは忙しいお爺さんに早変わりする。ご苦労なことである。
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ミヤコワスレは春になると咲く。清楚で美しい。春にならない前に咲くのもある。待ち遠しい。
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耳垢が痒い。耳垢取りで解消を図るが、すぐにまた痒くなる。
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耳垢取りは暇有りお爺さんの、手慰め。ほかにすることはないのか!
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一日に何度も、耳垢がお爺さんと遊んでいる。
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ま、くだらないけど、よしとするか。
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そうだよ、死なずに生きているからこそできることだよ、それは。
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だったら、死なずに生きている耳垢にも、そこそこの感謝しなくちゃ!
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午前7時を過ぎました。健康な朝日が、ベランダの洗濯棚のステンレス支柱をきらりっと輝かせています。
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夜中恐い夢を見ていた。ギャング映画のように、ギャングに取り巻かれていた。逃げ場をなくして、助けを求めて叫んでいた。「おおーい」「おおおーい」の悲鳴を繰り返していた。
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家族が階段を下りて来て、助けてくれた。殺される寸前だった。「夢に魘されていたのね、もう大丈夫よ」と家族はにっこり嗤った。しまった、まずいところを見せてしまったと思った。
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78歳のお爺さんは幼い。幼いこどものように怯えている。穏やかなお爺さんしていていいはずなのに、弱点をいろいろ掻き集めて保持している。それにきりきり舞いをさせられている。
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インゲン豆の種を買ってこようっと。もう蒔き時が来ているようだ。
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インゲン豆の語源は隠元豆。らしい。隠元禅師の名に因んである。
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種類が幾つかある。平莢インゲン豆もおいしい。アメリカ菜豆は別種類だろうか。
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これから冬を迎える。この時期にインゲン豆を種蒔きしておくと、春には食べられそうだ。
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インゲン豆がわたしを喜ばせに掛かる。インゲン豆がこころを持つ。こころがわたしに向かって来る。
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それを蒔くのも、それが発芽するのも、すくすく育ちのも、実を収穫するのも、食べるのも、わたしの喜びになる。
1
人が喜ぶことをする。喜ばないことはできるだけしない。しないように努める。
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人が喜ぶことをする。人が喜ぶとそれはそこで終わらないで、喜びの波がひたひたとわたしに及んで来る。
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人が喜ぶことをする。そうするとそれが必然的にわたしを喜ばせることになっている。
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人が喜ぶことをする。わざとらしくではないように、極めて自然に、する。それをお仕着せない。
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人が喜ぶことをする。でも、そういうつもりでいても、果たしてそれがそうなのかどうかは、分からないこともある。
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人が喜ぶことをする。したいと思う。でも、そのテクニックがあるのかもしれない。技術習得が欠かせないかもしれない。
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人が喜ぶことをする。喜んでいるかどうかを常に見極めておく必要もある。それを嫌がられていることもある。
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人が喜ぶことをする。嫌がられることはしない。それはそうなんだが、実は難しい。人の喜びにわたしの喜びが同調していなければならない。
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人が喜ぶことをする。そのためには? わたしの精神状態がそれに先だっていなければならない。明るい顔をしていることが条件になる。
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人が喜ぶことをする。それを願っている。願っているだけでもいいのかもしれない。
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人が喜ぶことをする。実践をする。実行をする。相手が其処にいないときに、それをすませておく。
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人が喜ぶことをする。人を悲しくさせることはしない。人を蔑まない。嫌がらせをしない。罵倒しない。暴力しない。戦争を仕掛けない。
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人が喜ぶことをする。そうするべきであるのに、わたしは10中9くらい、そうしていないかもしれない。そんな気がする。まずいなあと思う。
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人が喜ぶことをする。人を平安にする。人を穏やかにする。人を幸福にする。生きていてよかったと実感させる。
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仏陀が、このわたしに対して、わたしを喜ばせる実践実行をしていて下さっているようにも思う。
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いつも変わらずに、徹底して、しかも償いを求めずに、人を喜ばせるのは、仏陀にしか出来ないことなのかもしれない。
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否、仏陀ではなくて人が、仏陀に成りかわって人が、わたしの喜びを願っているに違いない。そうも思える。
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それをわたしが感知して、素直な気持ちになって受領していれば、わたしはもっともっと今日を喜んでいていいようにも思える。
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今日は10月24日、火曜日である。6時半、夜が明けた。すっかり明けてはいないが、いい空をしている。
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空が喜ぶことをする。空だってこころがあるはずだ。空を称賛する。爽やかな美しい秋の空を称賛する。