「ムーンライトながら」とは、東京~大垣(岐阜県)の東海道本線を深夜帯に走行する快速電車。
去年(2007年)3月ダイヤ改正以前までは、東京を23時43分に出発、日付が変わり、最初に停車するのは横浜。
横浜までの乗車券とJR全線の普通列車を1日乗り放題になる、「青春18きっぷ」を持っていれば、車掌さんに翌日の日付を入れてもらい、新幹線に乗らず普通電車だけで下関に帰れます。
昔、貧乏だった頃は東京から普通電車で山口に帰ったりしていましたが・・・。
「ムーンライトながら」で名古屋に着くのは朝6時、始発の「のぞみ」に乗り継げば、新下関には朝9時前。
東京から1000キロ離れても、朝からまるごと時間が使える、非常に便利な電車でした。
(当時の指定席は東京~小田原と東京~名古屋の2種類あり、名古屋までが満席なら小田原に変更すると、発券してもらえました。小田原から先は自由席になりますが、東京から指定席で座っていれば、大丈夫です)
ここまでは2007年ダイヤ改正までの乗り方ですが、ダイヤ改正後はちょっと使い勝手が悪くなったみたいです。
東京を23時10分に出発、日付が変わって最初に停車するのは小田原の0時30分。
東京から小田原までかなり距離があり、青春18切符を2日分消化するか、JRより格安な小田急線で小田原まで出るかの選択になります。
過去、何度かお世話になった「ムーンライトながら」が来年のダイヤ改正でお盆や年末年始のみ運用する臨時電車に変更すると協議が入ったみたいです。
・朝日新聞社 「夜行ムーンライトながら 臨時化へ」