いよいよ午後からは1番楽しみにしていた、ドルフィンスイム。
「あの・・・ドルフィンは初めてですか?泳ぎには自信あります?」と若い女性のスタッフ。
「数年前の小笠原でドルフィンスイムやったことあります」
「レンタルを希望するものはありませんか?」
「朝のドルフィンスイムでは全員ウェットスーツでしたよね?水温はそんなに低いですか?」
「まあ、9月なので、やはり冷えます。レンタルされたほうがよいかも」
数分後・・・・
「参加者に説明するものだけど、読んでいただけますか?」
なるほど、英語と日本語で書かれた注意事項でした。
音声日本語で説明されても聞こえないので、外国人やろう者向けとしてちゃんと用意されているのに感心。
「はい、読みました~」
「本当に!?しっかり最後まで読んでよ!」
ドルフィンスイムは厳しい自然環境のさなか危険がたくさんあるので、しっかり注意して欲しいということでしょう。
お客さんだからと遠慮せず、とんとんと言ってくれたほうが嬉しいです。
注意事項の内容は
「船頭、スタッフの指示に従ってください。イルカを見つけ次第、「用意してください」と知らせます。そのときに水中メガネとフィンを装着してください。すぐには海に入らず、合図があるまで待ってください。
ウォッチ中は時々、顔を上げ、船の場所を確認してください。
イルカは気分がいいときはお腹を見せたりしてくれます。
イルカはジャンプできるほどの筋力を持っています。
優しく触るつもりでも大事故につながることもありますので、絶対に追いかけたり、イルカを触ったりしないようにしてください」
うろ覚えですが、そのような内容だったと思います。 いよいよ出発でーす!!
かめりあ丸が接岸する桟橋の横にご覧のような囲いを入れたような漁港があります。
漁船を係留させるスペースがあるので、青ヶ島のようにクレーンで出し入れする「空飛ぶ船」の作業はないようです。
おおおおー!!御蔵島の滝。
スタッフさんいわく両手で島の形を表現し、位置を指で指しながら、「ここは島の反対側」
つまり、「里」の反対側なのです。
(島を時計に見立て、里は12時、ここは6時)
山歩きだと筆記道具を持ち運べるけど、ここは海の真上。
手話を教えたわけではないのに、コミュニケーション・ストラテジーが高い。
「上がる」の合図はどうしたら?
親指を立てて、上に向かうような表現をして、「上がる」。
いきなり、ドルウィンスイムをするのではなく、シューノケルに慣れるため1回は海に入るようになっていました。
メンバーの中で年配者がいらっしゃいました。
(後でわかったのだが、72歳と66歳のご夫婦でした。この年齢になっても、若い人たちに混じって参加なさるのはすごいです) 練習のときに撮った玉石だらけの海底。
とてもきれいだなぁ・・・と感動していたら、
スタッフさんが身振りを交えながら
「今日は、ちょっと透明度が悪い。澄んでいれば、遠くからでもイルカ見られるのにねぇ・・・」
親子かな? おお~!イルカが私に!?と思いきや、垂直になってかっこいい泳ぎ方をしているスタッフさんに「遊ぼうよ」と向かってしまいました。
私を見て「こいつはダサイな」なんて、思っていたかも?
イルカの表情を撮ろうと思ったのに失敗。
追いかけるのは禁止されているので、向こうから近づいてくれたときに撮ったほうが良さそうです。 島の中で1番大きな岩。
「元根」と言います。
昔は島とつながっていたと考えられています。
あっという間に2時間が過ぎてしまい、太陽がちょっと西に傾いてしまいました。
1人1人気配りしてくださったおかげでとても楽しめました。
特に一緒に泳いでくれた若い女性のスタッフさん、ありがとう。
ビデオ動画は、この古いマシンではちょっと限界を感じるようになりました。
古くてもvistaだけど、4年前のスペックだとすごく重たい感じです。
近日中にデュアルコア(1つのCPUに2個の計算処理装置)のマシンに入れ替える予定なので、しばらくお待ちください。
しげを工房さんの「いいウォッチングを目指そう!」
民宿しげを工房