エンジンが故障し、欠航~!!
8月13日も八丈島から青ヶ島に向かう途中エンジンが故障。応急処置をしながら無事に就航。14日も就航。15日も就航。
今の還住丸は、1992(平成4)年製造。八丈島~青ヶ島の険しい黒潮を往復しつつ、日本一欠航率が高い路線。海上状態が悪くなると、しばらく欠航続き、当分の間は就航、再び欠航~という周期で20年以上。8月に入ってから、還住丸は欠航もなく、毎日働きずくめですっ!!特に8月11日は運休日のはず、エンジンを休ませてあげたいところだが、牛祭りのため休日返上で就航っ!!人間も土日休みなく、ぶっ通しで働くとぶっ倒れると同じく、ついに還住丸もやられてしまいました。
きっと、還住丸のエンジンも就航と欠航の周期が身につけているので、ぶっ通しで毎日就航となるとぶっ壊れてしまったかもしれません。機械とはいえ、まるで生き物のようなので少しは労わってあげないと・・・。
119トンの小さな船だというのに、20年以上よく頑張ってくれました。まもなく世代交代です。
今年の冬から、ははじま丸と同じくらいの400トン級の船が月・水・金・土、週4回就航。金曜日は週1の貨物を兼ねての就航になるそうです。(現時点では、まだ協議中のようで、決定は当分先になりそうです。広報あおがしまの愛読者ですからね~(笑))
ちょっと波が出たくらいで欠航にならないので、週4回の就航に合わせ、旅行のプランを立てやすくなるかと思います。
8月 9日(金) ○ 就航 貨物船入港
8月10日(土) ○ 就航
8月11日(日) ○ 臨時就航(牛祭りのため)
8月12日(月) ○ 就航
8月13日(火) ○ 就航
8月14日(水) ○ 就航
8月15日(木) × 欠航 エンジン故障 還住丸に乗る予定だった9名は夕方のヘリ代替便
―――(ここから予想)―――
8月16日(金) ○ 就航 八丈島でエンジン修理完了?? 貨物船も入港
8月17日(土) ○ 就航
8月18日(日) 日曜運休
8月19日(月) ○ 就航
8月20日(火) ○ 就航 台風12号発生 日本列島は高気圧に覆われ、進路は台湾方面になりそう。
8月21日(水) △ 欠航になりそう?12号のうねりが遠くからでも届くかも
8月22日(木) --- 現時点では予測不能
立秋を過ぎて間もなく・・・夜でも気温が下がらず、超熱帯夜。室内の温度計が32度や33度。エアコンなしでは暑苦しくって眠れなかったというのに、今日(8月14日)は気温が26度まで下がり、爽やかなよそ風が入るようになりました。今日は快眠できそうです(*^^)v
北海道を旅したのは7月25日なので、間もなく1ケ月。それまでアップした記事を見直してみると、蟹田から北海道会社線になったとはいえ、竜飛海底駅はまだ本州内。只見線の話は5月に旅して、書き終えたのは7月下旬。北海道はかなり長かったので、当分の間はまだまだ続きそう・・・(笑)
今までのおさらい。
中小国から先はレールが津軽線と海峡線に分かれ、津軽二股と津軽今別で再び一緒。路線図では離れているように見えますが、実は向かい合っています。
しかし、津軽二股から目の前にある津軽今別までの乗車券を買うと、中小国経由になるので、600円っ!!三厩から竜飛海底まで1230円。
津軽今別駅はほとんど特急が通過するので、いったい1日どれくらい停車するか調べてみたら、函館方面は9時5分発の「白鳥93号」と、15時36分発の「白鳥23号」。青森方面は11時59分発の「白鳥28号」、18時56分発の「白鳥96号」のみ。
1日2本しか停まらない、秘境駅か!?津軽今別駅は本州最北端のJR北海道だというのに、自社所有の「スーパー白鳥」はすべて通過。485系で運転するJR東日本の「白鳥」は停車。なんと、おかしな話。
青函トンネルを出て最初に停車する「知内(しりうち)」は道内の駅なので、自社のスーパー白鳥は停車。函館方面の9時38分発はJR東日本「白鳥93号」、2本目は20時02分発の「スーパー白鳥31号」、青森方面は8時47分発「スーパー白鳥22号」、16時32分発の「スーパー白鳥40号」。津軽今別と同じく1日2本なので、新幹線を開業させると、知内は廃駅にして、津軽今別は新幹線の「奥津軽」に昇格するかも知れません。
国鉄時代の路線図。今から36年前の1977(昭和52)年。
本州から北海道に行く乗車券の経由欄に「江差線」と印字されます。
鉄道ファンでないかぎり、北斗星やカシオペアは江差線を通ることすら知らない方も多いかと思います。
今の江差線は、木古内駅で運行体系が真っ二つに分かれてしまいますが、昔は函館から江差までレールが結ばれていました。
しかも、今はなき松前線もありました。
青函トンネル開通すると、既存する松前線の渡島福島(おしまふくしま)駅(廃止)と連結してそのまま江差線につながる計画があったようです。木古内から函館の江差線は青函トンネルを通過する列車を乗り入れるため複々線にして、電化工事。木古内~江差間は非電化のままで単線。木古内~渡島福島も戸籍上は松前線だというのに、何だか中途半端。
旧松前線と並行するように複々線に電化規格のレールを敷設。
青函トンネルを開業した1988(昭和63)年3月、松前線は廃線に追いやられてしまいました。
まもなく、江差線も同じような運命になってしまいます。
北海道新幹線を開通させると、函館~木古内間の江差線は第三セクターに転換。残る非電化の江差線も第三セクターが買い取るようなことはせず、もし、存続させるとしたら、JR北海道の飛び地営業になってしまいます。非電化部分は来年の雪解けを待って、5月廃線が決まりました。