東京アイランド

OCNブログ人サービス終了に伴い、ここに引っ越ししました!

里(さと)へ散策 No.2

2008-09-14 00:00:00 | 御蔵島

0022mikura08 御蔵島では観光地化されているので、宿のランチ(昼食)提供はありません。
 青ヶ島だと食堂が1軒もないので、3食が付きます。
 ここのお食事処は、港の急坂の上にある「美美(みんみん)庵」。
 となりのテーブルを見ると、刺身が美味しそう。

 田舎カレー、カツ丼などもありましたが、せっかくここに来たので、地元で獲れた新鮮な魚を味わってみたい。

 アシタバの上に刺身が乗っていました。
 アシタバって苦そうだなと思いましたが、ここ御蔵産のは生でも苦味はなく、美味しい。
 各島の土壌により、それぞれ味が異なるかも・・・?
 魚の名前は失念してしまいましたが、違う味のする刺身を1度味わえるのは贅沢ですねぇ・・・。

0023mikura08  味噌汁の中にアワビの赤ちゃんらしきものがたくさん入っていて、びっくり。
 「味噌汁の具は何ですか?」と聞いたところ、「笠カイ。ここでは、「ヒラメ」と言います」とのこと。
 青ヶ島では「ヒラミ」なので、見間違いかなと観光案内のパンフレットで確認すると、やはり「ヒラメ」だそうです。

0024mikura08  イルカの見える展望台からの眺め。
 画像編集ソフトで色調を変えなくても、海の色がとてもきれい。
 崩れ落ちた岩の一部が波に洗われ、丸くなった玉石が目立っています。

 そこから急坂を降りて、桟橋に行ってみました。
 今日は日曜日、東京に帰る観光客でごった返していました。

0025mikura08  13時20分。
 東京行きの「かめりあ丸」が小さく見えました。
 およそ7時間半の長~い船旅。
 東京~神津島の高速船セブンアイランド(海上を飛ぶ超高速船)も大島、利島、新島、式根・・・とこまめに寄港しながらでも3時間で終点に着いてしまう。
 東京から三宅、御蔵、八丈、青ヶ島も新設してくれたら、便利になるだろうな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

御蔵島郵便局

2008-09-13 00:00:00 | 御蔵島

0015mikura08_2  
 日曜日は正午までなので、風景印のデザインを見たくて向かったところは郵便局。
 

0014mikura08  急な坂を降りたところに郵便局。
 村民の申し合わせにより、御蔵島では自転車の持ち込みができません。
 仮に乗っていても、急な坂道の自転車はやはり危険。
 青ヶ島を舞台にした「アイランドタイムズ」のDVDでは自転車が乗っているシーンが出ていますが、ジェットコースターのような道は無理でしょう。これはあくまでもフィクションとして・・・。
 式根島(新島村)では宿にレンタサイクル1日1,000円)があり、こぎながら島を一周できました。

0017mikura08  
 真ん中の白い建物は郵便局。




0016mikura08
 玄関。




0019mikura08  郵便局前にあるポスト。
 「風景印希望の方は窓口へお願いします」とテプラが貼られていますね。
 ポストは「新東京支店」の所有なので、そこで投かんした手紙やはがきは「新東京」のスタンプになってしまいます。

 同じ郵便局なのに、御蔵島郵便局(郵便局株式会社)新東京支店御蔵島集配作業所(日本郵便株式会社)、全く別の組織になってしまいました。
 毎朝8時半締め切りですが、窓口に午前中出せば、内地宛ての郵便物は上りの船に積むとのことでした。

0018mikura08  
 郵便局横の集配作業所。
 御蔵島でも青ヶ島と同じく、姓名が同じ方がたくさんいらっしゃるので、フルネームでないと迷子になりそうです。


Mikurapostoffice184  風景印を依頼すると、あらかじめ日付をセッティングした風景印をはがきに押印。
 島の形にイルカ・・・花の名前は何だろう??
 「みくらの森は生きている (御蔵島村役場刊)」に貴重な植物たちの図鑑が載っているので、確認してみると、どうやら湿り気の多い沢沿いに咲く「イズノシマダイモンジソウ」。
 ぱっと見ただけで名前覚えられないと思ったら、漢字にすると「伊豆の島 大文字草」。
 合っているかな??

Img102  青ヶ島は丸山・三宝港・オオタニワタリ。
 印影を細かく彫っている、にぎやかな消印。
 
 御蔵島は島の形になっているところが面白いです。
 どちらも押印が多かったのか、ちょっとすり減っていました。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

里(さと)へ散策 No.1

2008-09-12 00:55:10 | 御蔵島

 10時にチェックイン、「この周辺を散策されるのでしたら、この地図を参考にしてくださいね」と手作りの詳細マップをいただきました。
 村の集落を「里」(さと)と言うようです。
 最初、「里」を「り」と読み間違えてしまいました。
 韓国の田舎の住所表示は 邑(日本で言うと「町」、面(めん)と里(り)は「村」、街中の○○町は洞(どん))。
 ここは韓国じゃない、と頭の中でわかっているのに、「里」を見ただけで?(り)と読むだろうか。
 デジカメのデータが消えたショックで、最北端の新炭里(しんたん)駅に固執しているせいかも・・・?

0004mikura08  
 シゲヲ工房の新館から里方面に歩くと、真っ先に目に付くのはヘリポート。
 すごいところにヘリポートがあるのですね。

0005mikura08
 青ヶ島にないものを見つけました。
 道路標識です。
 ここだけではなく、別の場所にも数ヶ所ありました。

0006mikura08 あいらんどシャトルのヘリコプターが舞い降りてきました。
 今朝、青ヶ島を9時45分に飛び立ったばかり、その1時間10分後に御蔵島。
 5分もたたぬうちにおとなりの三宅島に飛んでしまいました。

 上りは青ヶ島と直結、下りは八丈島止まり。
 ヘリコプター路線も本線と支線があり、支線扱いの利島と青ヶ島は迎えに行ってすぐ折り返してしまいます。
 ここは本線なので、午前中は上り、午後は下り。

0007mikura08  
 ヘリポート横のターミナル。
 (ターミナルは大袈裟だけど、空港と同じく搭乗手続き、手荷物検査などはここで)

0008mikura08_2  ターミナルの待合室。
 写真には写らないようにしましたが、当日の新聞を配達先に手分け作業をしていました。
 たぶん、八丈島行きのANA821便に当日の新聞を積み、ここに運ばれてきたと思われます。

0009mikura08
 ターミナルの向かいにあこがれの「御蔵島村役場」。
 今日は日曜日なので、閉庁日になっていました。

0010mikura08  
 
 その横に立派な鉄筋校舎の「御蔵島村立小中学校」。

0011mikura08  
 そこからしばらく歩くと、急斜面の「里」が見えます。
 左手に村営の大きなホテル「御蔵荘」。
 

0012mikura08  
 村役場周辺に住宅が密集しているかと思いましたが、役場から歩いて5、6分ほどで「里」の入口に到着。

0013mikura08  昔の面影を残している、「玉石の壁」。
 今は舗装されていますが、昔は道も玉石だったそうです。
 (「広瀬飛一写真集 豊かな島 御蔵島」に昔の写真が載っています)


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

検索フレーズランキング

2008-09-11 23:09:30 | 日記・エッセイ・コラム

0001080912  どのような言葉でヒットし、ご来訪いただいた検索フレーズランキング。
 


 1位 東京
 2位 青ヶ島
3位 御蔵島
 
4位 小笠原
 5位 八丈島  でした。このブログのテーマ「東京アイランド」らしくなってきました。(笑)

 青ヶ島は相変わらず1位か2位、今回はようやく御蔵島が3位に輝きました!
 北海道と御蔵島を天秤にかければ、御蔵島に傾くようなブログなのですが、北海道の続きはまた今度アップする予定です。\(^o^)/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「海暗」有吉佐和子著

2008-09-11 12:50:08 | 御蔵島

「海暗」有吉佐和子著
これは御蔵島で知ったばかりの本です。
昭和43年刊行の古い本ですが図書館の書庫にありました。
昭和39年、米軍水戸射撃場を御蔵島に移す。島民200名を立ち退きか?といった寝耳に水、島をひっくり返すほど大きなニュースがあった。
当然ながら島民全員が団結し、猛反対運動を起こした当時の様子を描写されています。
昼休み、少ししか読んでいないが、横田米軍施設を拡張し、御蔵島に支所を作るような話もあったようだ。
反対がなければ、硫黄島みたいに一般人の上陸もできなくなるし、巨樹や豊富な自然が壊されたり、イルカも寄せつけなくなる。
先人の猛反対があったからこそ、今の御蔵島があるんだな、と思いました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

御蔵島で伊豆・小笠原諸島制覇!

2008-09-11 00:20:55 | 御蔵島

 昨夜、御蔵島から戻ってきました。わずか3泊4日(うち1泊は船内泊)でしたが、とても楽しめました。
 最初の島旅は中学のときで東京から1番近い大島。
 飛び石つたいにこの先に島が続き、最南端は青ヶ島、もっと奥にあるのは小笠原。
 全部制覇したいな、と思うようになったのはその頃だったと思います。

 東京に住むようになって、大島から少しずつ南下すればよかったのに、いきなり小笠原。
 青ヶ島、八丈島・・・と南の島から北上するような形で島巡りをしていました。
 八丈島の次は御蔵島のはず、当時(1998年)の交通事情は・・・

 10年前の御蔵島は1本の桟橋を絶海に突き出ただけなので、大型船の接岸が非常に難しく、東京からの直行便はなんと週1便のみ。(東京発、毎週月曜日、御蔵島発毎週火曜日)
 三宅島で連絡船の「えびね丸」に乗り継げば、毎日御蔵島に行けるはずですが、時刻表を見落としたのか、御蔵島は難しいなあ・・・とあきらめたことはありました。

 2000(平成12)年、多少の波が出ても接岸ができるように、桟橋の右側に大きな防波堤で囲いを入れた漁港ができたため、大型旅船の接岸を週4回、01年に5回、02年に6回、毎日就航になったのは2004(平成16年)から。

 海況が悪ければ、接岸せずそのまま八丈島に流されてしまいます。
 御蔵島までのチケットで八丈島に降りられますが、折り返しの便に賭けるとしたら、下船せず、船内に留まってもよいそうです。
 八丈島で折り返し、御蔵島に着くのは13時10分。

<embed src="http://slide.alpslab.jp/fslide.swf" width="320" height="240" type="application/x-shockwave-flash" flashvars="pos=33/51/38.463,139/36/21.303&amp;scale=3000000&amp;link=base"></embed> 

 御蔵島の位置は上の地図のとおりになります。
 マウスをいじると、尺度の変更ができるので、東京からどのくらい離れているのかわかると思います。(東京から南へ200キロ)

 ・・・・御蔵島の歴史・・・・
 「御蔵島」(みくらしま)の由来について、神の蔵の意とするものと、暗い海の「うみくら」がなまって「みくら」になったという説があります。
 おとなりの三宅島は2000年に噴火、青ヶ島は江戸時代の1785年に丸山が噴火したのですが、御蔵島は噴火の記録は全くなく、5000年から1万年前にできた島ではないかと思われる。
 1995(平成7)年のガイドブックに載っている御蔵島の情報は、三宝神社と稲根神社、御山しかなく、民宿も2軒のみ。
 掲載スペースは1ページだけの寂しい情報でした。
 ところが最近、巨樹の森、ドルフィンウォッチなどで脚光を浴び、観光資源も備えるようになり、ガイドブックも数ページわたって紹介されています。
 多くの観光客を受け入れるように、増築や新規開業の宿も見かけるようになりました。
 でも、部屋の数に限りがあり、まず、宿を確保してから船のチケットを予約するのが御蔵島のルール。

0001mikura08  朝5時。船のエンジンは静かのようなので、ここは三宅島だな・・・と思ってもそのまま二度寝。
 二度寝してしまうと、御蔵島に降りられず、八丈島に流されるのでは!と思い、デッキに出てみると、素敵な朝焼けを拝められました。

 船の進行方向を見ると、御蔵島
 ちょうどお椀を伏せたかような、島になっています。
 4時頃明るくなる夏場だと、緑色に映えるだろうと思いますが、9月だと幻想的な島影。

0002mikura08  ベタ凪だったので、予定より10分早い5時50分頃、入港。
 船の中は東京から持ってきた空気、タラップに降りると、一瞬潮の香りがしました。
 御蔵島に滞在するとその土地の空気に慣れてしまい、潮の香りがしなくなるのです。
 うわぁー、すごいな。
 あの急な坂道の上に集落。

0003mikura08  予約しておいた宿のクルマで宿に向かいました。
 朝早い到着のため、休憩室でしばしの休憩です。
 チェックアウトは8時、チェックインは10時。
 その2時間だけ、部屋のお掃除をしたり、シーツや布団を取り替えたり、8時から出るドルフィンウォッチの準備などでとても忙しそうに動き回っていました。
 船の中ではあまり眠れなかったこともあり、時間になるまで横になって眠ってしまいました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秘境からいきなり東京(>_<)

2008-09-09 20:37:27 | 御蔵島
秘境からいきなり東京(>_<)
いつも出発するときに見慣れた風景が戻ってきました。
久しぶりに戻るとまぶしいほどの明るさ・・・。
御蔵島での楽しい思い出を持ち帰ります(^O^)

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富士山

2008-09-09 18:13:07 | 御蔵島
富士山
携帯電話のカメラだとわかりづらいかと思うけど、ここは富士山をバックに三浦半島。左側はぼちぼち房総半島の明かりが見えます。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大島と夕陽

2008-09-09 17:30:17 | 御蔵島
大島と夕陽
船の左側に行くと夕陽に浴びる大島の島影が見えました。
神津島発の高速船セブンアイランドなら、大島→東京までわずか1時間45分。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

房総半島

2008-09-09 17:21:04 | 御蔵島
房総半島
御蔵を出て、4時間。船の右側に房総半島が見えます。
端っこのビルだらけは鴨川かな。
東京まで後4時間。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三宅島

2008-09-09 14:04:47 | 御蔵島
三宅島
御蔵島からおよそ1時間で三宅島。
東京都三宅支庁のある、大きな島です。
2000年の噴火で島民全避難を余儀なくなったこともあったのですが、今は呼び戻りつつあります。
三宅島へは2000年噴火1、2週間前に上陸。
道を歩いていると、熱かったのですが、これが噴火の前ぶれだったとは思いませんでした。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ありがとう御蔵島

2008-09-09 13:30:16 | 御蔵島
ありがとう御蔵島
せっかく島の人達と仲良くなったのに、御蔵島を離れるなんて寂しいです。
何回も行っている島なら慣れているが、御蔵島は全く初めて。
行くときはどんな御蔵島なんだろう?と不安に思っていましたが、気さくな島の人達、観光客と話ができて楽しかったです。
メモ帳をたくさん持ってきたかいがあってよかったです。
御蔵島は意外と手話に関心を持つ人達がいて、びっくりしました。
今、船の中。もう少しで三宅島。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

泳げる場所はここだけらしい

2008-09-09 12:40:52 | 御蔵島
泳げる場所はここだけらしい
桟橋近くに玉石だらけの海岸があります。
階段もついているので、泳げる場所はここだけらしいだが、シャワーも着替える場所もない・・・。
思わず飛び込みたいほどきれいな海水ですね。
今日の御蔵は風が強くて波も出ています。
青ヶ島BLOGによると、台風も発生したとか。
滞在中は台風なかったのは幸いでした(^O^)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

御蔵島の水出しアイスコーヒー

2008-09-09 11:32:54 | 御蔵島
御蔵島の水出しアイスコーヒー
食後はアイスコーヒーをオーダー。御蔵源水を使って8時間も抽出したアイスコーヒー。
スタバのマークかと思ったらMIKURAの文字が入っていました。
至福のひとときです。
御蔵島が初めての方でも、島民の暖かいふれあいも体験できます。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日の御蔵カレー

2008-09-09 11:27:05 | 御蔵島
本日の御蔵カレー
朝食は魚、昼はようやく魚以外のメニュー。
限定20食 ナスとゴーヤのカレーです。野菜は御蔵島産。
御蔵島でもお洒落な喫茶店があったのですね(^O^)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

便利ツール