夕べ友人のR子さんとおしゃべりした。どうも似た者妻らしい。運転は出来ない。夫婦喧嘩が多い。というより、「夫いじめ」をしているというのが正確か。助けてもらっても「有難うがあまり言えない」、と。この頃のように寒いと郵便局やスーパーまでちょっと乗せてもらわなければならないが、そんなときだけ猫なで声を出す、等、日常を披露し合ったら笑いが止らなくなったが、「我は悪妻」と反省せざるを得なかった。その夜のラジオ深夜便午前1時からの番組で春風亭昇太(?)という人が好きなレコードをかけていた。なんと、水前寺清子の「ありがとうの歌」が聞こえた。張りとリズム感のある懐かしい声、なんと良い歌だ!水前寺清子と石坂浩二のドラマも思い出し、布団の中で口ずさんだ。
…いつも心に青空を いつも優しい微笑みを
さわやかに見つめあい さわやかに信じあう 今日も明日もありがとう
自分で言うのもおこがましいが、筆者はよく「笑顔がいい」と言われる。そのお世辞を信じさせていただいたとしても、その笑顔をうちの中では見せることが少なかった。ご同様に笑顔は外でばかり振り撒き、家では出し惜しみしているお方がいらっしゃるでしょうか?夫族も年齢と共に頑固者になって来ているとは思いますが、いつまで一緒に居られるか判らないシニア夫婦が言葉の刃で傷つけあったら悲しいですね。先ずこっち方が笑顔の出し惜しみを止め、「ありがとう!」を家の中でも。さあ、今日から、その優しく美しい笑顔と「ありがとう!」をあなたの長年の伴侶様へ!ではまず発生練習です!「あ~」「り~」「が~」「と~」「う~」!(彩の渦輪)