あけぼの

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大動脈瘤手術、85歳にはキツイかも

2017-02-15 08:10:35 | 旅行記、多文化教育、国際

手術担当医から病状の詳細と手術プログラムの説明があった。医者は保身のためもあろうが手術の危険性と死の予言、いや可能性を話し、緊張感も与えてくれた。手術本番では患者は全身麻酔で何もわからないから緊張するのは医者だと言った。患者が高齢による持久力不足と手術による合併症の発生確率も考慮の必要あり、と。また、ステント・グラフト(スプリング付き人工血管)も2股タイプであり、2回にわたって別の箇所から挿入する。それを内視鏡でやるのだから開腹手術と異なり高度の挿入テクニックを要するのだろう。挿入した人工血管が血管内でズレや血液の漏れを起こさないことが重要だと、医者は自信を持って説明してくれた。筆者の病状は、友だちの言によるとSERIOUS(深刻な)状況だと。自身はそうは思っていない。いつ瘤が破裂するかわからない状態だが平常の生活をしているから「ピン」とこないのだ。“破裂=死”と理解してはいるが、“手術=死”とは思っていない。だがこの身はまな板の鯉、結果は運だろう。入院は明日、遺書の心算でこれを書いた。(自悠人)

写真1.秀子さんが手術の成功を祈って作ってくださった栗おこわ 2.手術の壮行会に来てくださった鳥取県出身のお隣さんや先輩の近藤さんにお酒を注ぐ自悠人