あけぼの

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富士山の霊気でまたまた充電された!

2015-08-01 15:43:27 | 旅行記、多文化教育、国際

   2.4.徳富蘇峰館の前にて 数年前から熱望していてやっと実現した山中湖村訪問。31年来の友人、レイコさんとジョージさんご夫妻の風流なお宅のお庭には四季の花が咲き乱れ、はや桔梗やコスモスなど秋の花が。赤い数珠のように熟れたトマトが花に負けじと彩を競い、人懐こいモモコ(ワンちゃん)が甘えるお庭に座り心地の良い椅子が並べられ、囲んだテーブルにはレイ子さん手作りの山海の珍味が。と言っても客は我々夫婦のみ。4人でなんと9:30am-5:00pmまで富士山の霊気を感じつつおしゃべりした。徳富蘇峰館、三島由紀夫文学館やNPO経営の情報創造館(立派な図書館や研修館)に案内もして頂いた。図書館で、筆者夫婦の著書が「ここにあるのよ」とレイコさんに検索を楽しませていただいた。徳富蘇峰は秀麗な富士山を望む山中湖をことのほか気に入り、湖畔の双宜荘で「近世日本国民史」100巻を完結した。彼の新聞社「民友社」の焼打ちに2度もあい、長男も失った後、毎日富岳を仰ぎ、その倒景の反射する山中湖面を眺めることによって元気な自己を取り戻していったという。94歳の時の彼の言葉、「衰朽猶存鉄石心」(老い朽ちかけてもなお鉄石の心があるぞよ!)にはいたく共鳴した。この山中湖文学の森訪問を勧めてくれたご夫妻に感謝したが、4人でのガーデン・チャッティングの後、「あれやんなきゃ」ストレスは霧消していた。夏とは思えぬ涼風のお庭には怖い蚊は1匹もいず、東京の喧騒もデング熱も嘘のよう。ありとあらゆる話題―建物の色調論、ご夫妻が参加しているNPO活動、エコロジー問題、徳富蘇峰の人生―これはわけありで後述―ガーデニング・ノウハウ、バックパックの旅あれこれ、ストレス解消法から深層心理学まで話題は尽きなかった。(彩の渦輪) 


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