かっ飛ばせ借金 打ち勝て倒産

 
 ‐オグチ経営研究所‐

 ☆★自分でできる経営の再生と整理★☆

  

保証債務のある社長の相続人

2015-03-03 | 事例
持株100%の社長が死んだ。どの銀行も社長になる人は必ず保証を引継ぐ事を要望している。
相続人は娘ばっかり4人。遠くへ、お嫁に行っている。
誰もが、自宅など個人資産も築き上げて、もう、3億の保証債務のある社長の後継者になろうと言う者は居ない。

後継者が居なければ、従業員22名で月商6,000万の、飲食関係のこの会社は潰れることになるだろう。
相続人は社長の資産は現預金の2,000万も含めて何も不用と云っているが、会社だけは続けて欲しいと願っている。
保証さえなければ優秀な部下の中には社長になり手も何人か居る。
いま会社を駄目にしても取れるのは担保だけ。将来会社が仮に成り立たなくなっても、
最低いまの担保は取れる。其れより、いま若干返済して居るからその分は回収できて居る。
続かせた方が銀行ははるかに得と思うが、規定は其れを認めないだろう。
考え直す事は出来ないだろうか。


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3月2日(月)のつぶやき

2015-03-03 | 事例


92歳の父は、その朝会社の事務員に「之を会社で使え」と言って、
自分の口座から2000万を振込んだ。その日に父はぽっくり逝った。
会社の3億の債務を保証して居るため、遺族は全員が相続放棄をした。
さて此の2000万、経営者が会社に贈与したものだろうか。
または貸付けたものだろうか。