和歌山の湯浅町にきました。古い町並みがのこる、しずかでいい町です。江戸時代から続く超老舗のお醤油さんもあるんですよ。
この日は、湯浅町の山側の地区にある山田小学校におじゃましました。ちょうどこの日は、「収穫祭」!子どもたちが育てたお野菜を、みんなでごちそうになりました。
本日のメニューは、おにぎり、さつま汁、いもだんご、そして焼き芋!
調理も子どもたちが担当したんですよ。具だくさんのさつま汁は栄養満点!おなかいっぱいになります。いもだんごには、きなこをかけて。
梅干しや湯浅名物、金山寺味噌も、なんと子供たちの自家製です。
梅干し、おいしかった!さらに食が進みます。
青空の下で、総勢200名ほどが、一緒にこどもたちの手料理をごちそうになりました。子どもたちの親御さん、おじいさんおばあさん、地区の人、お味噌作りなどに協力してくれている町の人、大学生・・・いろんな人がきていました。おじいさんおばあさんは、お孫さんのいるなしに関わらずみんなお呼ばれされていて、子どもたちからお花プレゼントのサプライズも。単なる農業体験、調理実習ではなく、「地域の人に感謝する」、すてきな収穫祭でした。
山田小学校は、児童数50名弱ほどの小さな学校。農村地区で地元の方々の協力が得やすい土地柄というのもあるのでしょうけど、こうした体験学習が盛んで、子供たちはのびやかに生活しているようでした。上級生はごく自然に小さい子たちの面倒をみてあげているし、挨拶もとても立派。ちょっと感動!
地区全体で子どもたちの成長をあたたかく見守っている山田小学校。この子たちは幸せだな、と思います。