せっかく嵐山にいくのだから・・・と、お昼ごはんは「松籟庵」でいただきました。
渡月橋から川沿いに上流方面へ・・・亀山公園の一角にある隠れ家のようなお豆腐料理屋さん。かつては近衛文麿の別邸だった建物なのだそうです。
松葉(¥3800)のお料理の先付けのお豆腐。沖縄の雪塩と一緒にいただきます。ふふ、梅酒付き♪
お次は八寸盛り。かごの蓋をあけると・・・
わぁ~、きれい!!!季節の食材がもりだくさん!
ぼたん海老、こごみ、たらの芽、近江名物赤こんにゃく、そら豆、さくら麩、きんかんの蜜煮、さわらの西京焼、湯葉まき、鴨ロース・・・。左奥には、ごま豆腐も。
お待ちかねの湯豆腐。
森嘉の嵯峨豆腐です。
・・・やわらかで、なめらかでクリーミーで・・・茶碗蒸しのようなまろやかさ!あぁ、おいしい!!!
初めて食べました。こんなにおいしかったとは・・・。なんでもっと早く食べておかなかったんだろう(涙)。
この後、揚げだし豆腐とごはん。かつおぶしたっぷりの揚げだしは、うす皮をまとったような衣で、お豆腐もやわらか。
ちりめん山椒、お漬物をおいしかったです(七味をまぶした大根、いい味でした!)。
デザートは豆乳アイス。
黒みつと八つ橋添えです。さっぱり、おいしかった!
お豆腐づくしのお料理・・・期待以上で大満足です♪ お豆腐ってこんなにおいしかったのね、とびっくりしちゃいました。
お部屋には、近衛文麿公直筆の書が。
こちらには、細川元総理の壷。
近衛公はおじいさんにあたるのでしたね。
こちらの女将は、書道家の小林芙蓉さん。床の間の掛け軸は女将のものです。
11時ほぼジャストだったので、ワタクシ一番客。
桜の名所としても有名な嵐山。桜が咲いたら、さぞかしきれいだろうなぁ。でも4月のその時期はほぼ満席とのことでしたので・・・予約はなかなか難しいでしょうね。秋の紅葉も見事だそうですよ。ご予定が決まっているのでしたら、ぜひお早めに窓側の席を予約されるのをおすすめします。
修学旅行の定番で、にぎやかな嵐山ですが、ここは静かな時間が流れています。
大人だけの贅沢時間ですよ。
松籟庵 HP
京都市右京区嵯峨亀ノ尾町官有地内 075-861-0123 11::00-17:00(金土日祝11:00-20:00)
※要予約です。