「屋久島宮之浦岳流水」
屋久島の山間部の年間降水量は、1万ミリメートルを超えると推測されている。実際に屋久島の山岳の東側中腹のヤクスギランド(1000m)や淀川登山口(1380m)では年間10000㎜以上の雨量がしばしば観測されている。その一方で黒味岳山頂付近(1800m)では年間5000-6000mm程度となっている。宮之浦岳を含む屋久島を流れる河川は1985年(昭和60年)屋久島宮之浦岳流水として名水百選に選定されている。
*Wikipedia より
霧島・屋久国立公園内に位置する屋久島は降雨による水量が豊富で、多くの河川がある。豊富な水は宮之浦岳を流れ落ち、種々の特色る植生を育んでいる。水質は、ほとんど人為的な影響・汚染を受けることなく清冽である。
水質・水量
水量は年間を通じ豊富で水質も良好であるが、近年の山岳部への入り込みの増加等による汚染が懸念されている。
由来・歴史
河川・湧水・井戸は古くから飲用をはじめ生活用水として共同利用され、利用者も自己責任の下で保全の合意形成が図られていた。また、屋久島登山には水筒がいらないと言われるほど、清らかな水が豊富であった。
水質保全活動
屋久島憲章(H5.11.3)の条文に"わたくしたちは島づくりの指標として、いつでもどこでもおいしい水が飲め、人々が感動を得られるような、水環境の保全と創造に努め、そのことによって屋久島の価値を問いつづけます。"と定め住民への周知はもとより空港・港待合所等に於いて観光客等にも保全の必要性を呼びかけている。
屋久町では名水紹介の水飲み場を4ヶ所設置している。
おすすめの時期-通年
周辺の自然環境-屋久島の山間部の年間降水量は1万ミリを超えると推測され、九州最高峰の宮之浦岳(1,936m)をはじめ1,000mの山々が連座し、多数の滝と河川を形成し、また、世界遺産として登録された豊かな自然環境が清らかな水環境を生み出している。
利用状況-宮之浦岳流水を水源に簡易水道として利用。企業によるミネラルウォーターの販売。
イベント情報-平成15年5月28日から30日の日程で開催した第11回環境自治体会議屋久島会議において、「水循環の保全による地域づくり」をテーマに分科会を開催した。
*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=97 より
屋久島宮之浦岳流水の水は、インターネット通販では販売がされていません。現地ではペットボトル「屋久島 縄文水」が販売されており、現地に赴けば湧水に関しては飲用することが可能です。
一部のウォーターサーバー用の水としても、屋久島宮之浦岳流水の水は使用されています。
*https://www.flair-water.jp/meisui/2469/#i-7 より
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