「宮城 村田」
小京都の中でも「蔵の町」として知られる村田町は、モータスポーツファンにとっては鈴鹿サーキットと並ぶ聖地でもある。スポーツランドSUGOの中にある国際格式のコースでは、ヤマハ発動機系列のサーキットとして誕生したコースでは数々の国際大会が開催され、語り継がれる名勝負もある。
歴史的は伊達政宗の時代以前より伊達家と縁が深く、同家の家臣の小山九郎業朝によって初めて村田のお城が築かれた。
江戸時代に入って商業で栄えたのは、山形と宮城を結ぶ街道の要所にあり、特に紅花の取引によるものが大きい。当時は市も開かれ活発に取引が行われていた。村田に集められた紅花は関西からの品質に対する評価が高く、京都や大阪、又は江戸に送られた。
村田商人はこの紅花の取引によって財を成したことで知られ、当時の豪商の名残として、町内の通りには蔵が残っている。
観光客を意識していない分(現在も住居となっているため公開していない)だけ情緒が保たれている。
土蔵作りの町並みの他の見所としては、伊達家の菩提寺である龍島院にある京都の詩仙堂を模した池泉観賞式の庭園が美しい。
なお、小京都にちなんで「小京都むらたフォトコンテスト」が行われている。
郊外には谷山温泉が名高い。
=宮城県の小京都・村田町の観光ポイント=
江戸時代からの「城下町」
江戸時代からの「蔵」を見ることができる
江戸時代からの「豪商の面影」を見ることができる
村田町歴史みらい館
村田の歴史や文化を紹介する資料館。様々な企画展も開催
龍島院
三段に流れ落ちる、滝組を中心として造られた池泉観賞式庭園は、ツツジやサツキの季節が見事。
*https://www.little-kyoto.com/miyagi/murata.html より
*https://shokyoto.jp/ml/ja/sub/miyagi_murata より
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