「筑前の小京都 福岡 甘木」
甘木市(あまぎし)は、福岡県の中央に位置していた市。2006年3月20日に朝倉町、杷木町と対等合併し、「朝倉市」となった。
=福岡県の小京都・甘木市の観光ポイント=
「女性に人気」の観光地
「桜の名所」がある
「甘木公園の桜」 甘木公園、通称「丸山公園」は、朝倉市の市街地に位置し、総面積31.7ha、静かな自然環境に恵まれた市民の「憩いとくつろぎの広場」で県下屈指の桜の名所として知られます。公園の中央にあるひょうたん型の池をぐるりと囲むようにソメイヨシノなど約4000本が咲き乱れます。池に映える満開の桜は圧巻です。夜には桜のライトアップとともに噴水のイルミネーションが楽しめます。
江戸時代からの「城下町」
「秋月城下町」 甘木の中心市街地から北へ7km。
秋月は、標高約860m(859.5m)古処山の麓の町で三方を山で囲まれ、南に開けた町です。地理的に攻めにくく、守りやすい盆地にあります。
中世に秋月氏が古処山に山城を築き、秋月氏16代、近世になって黒田氏が12代と城下町としての歴史は大変古く、現在の街並みは黒田氏によってつくられました。
天正15年(1587)戦国時代豊臣秀吉の九州征伐の際、秋月種実は徹底抗戦を決めます。重臣の恵利内蔵助暢尭(えりくらのすけのぶたか)は秀吉軍の強大さから勝ち目がないと和睦を進めますが聞き入れられず、家族もろとも死を持って止めようとしました。その場所に記念碑が建っています。(恵利暢尭殉節碑)
明治までは城下町として賑わっていたのですが、秋月の乱で武家の没落と主要幹線から離れた立地が近代化や開発から取り残され、結果として、城下町の姿は残りました。
国の重要伝統的建造物群保存地区は全国では117地区、その中で城下町は4地区あり(平成29年11月28日現在)、町全体が指定されているのが、秋月の特長です。
町割り、屋敷割り、道路網と水路網、城館跡、武家屋敷、町屋の城下町の様子が周辺の自然景観、田園景観と調和し、歴史的風致となっています。*https://www.city.asakura.lg.jp/www/contents/1301026266585/index.html より
時代を超えて「武家屋敷」が残る
「秋月武家屋敷-久野邸」 城下町秋月の中でも、武家屋敷の様相を残している数少ない家屋のひとつで、秋月黒田五万石の初代長興公より知行を受けた上級武士の屋敷である。腕木門仲間部屋、母屋、蔵資料館、離れ座敷、庭園など、当時のままを忠実に再現している。
名刹の「お寺」がある
「安長寺」 甘木の地名の由来で知られる甘木山(かんぼくざん)安長寺。1月4日・5日には、甘木バタバタ市が開催され、郷土玩具の豆太鼓「バタバタ」が販売されます。*じゃらん より
京都ゆかりの「寺院」がある
「須賀神社」 甘木地方の総鎮守の御社で、甘木町民の無病息災・家内安全を願う祭典が年間を通して行われます。夏には町中が賑わう祇園山笠があり、舁山笠が町内を勇壮に馳せ巡ります。*じゃらん より
京都の影響を受けた伝統の「お祭り」が今も続く
「須賀神社 甘木祇園山笠」 朝倉市の須賀神社の祇園祭は、甘木祇園山笠と呼ばれ、300年以上の伝統を持つ夏祭りです。昔、疫病が流行ったときに、神輿を作って、ご神体を乗せて町中を練り回したのが始まりとされています。高さ3mの引き山笠が2台、街中を駆け回ります。
祭りは初日の子ども神輿から始まり、翌日が甘木祇園山笠の祭礼、最終日が山笠本番の日で、東流、西流、2台の山車が町中を勢いよく回ります。高さのある山車が勇壮に駆け回る様子は圧巻です。*https://matsuri-no-hi.com/matsuri/35855 より
*https://www.little-kyoto.com/fukuoka/amagi.html より
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます