ぽぉぽぉたんのお部屋

季節の移ろい、道ばたの草花、美味しい食べ物、映画や友人のこと、想いがいっぱいの毎日をお話します

「ゆめのなかで」

2019-02-05 | きょうのできごと
ゆめをみた。

携帯がなり

とると、テープが流れて「父が亡くなった」と言った。

こんな時にどうしてテープなんだろうと思いながら

「先ほど、93歳でお亡くなりになりました」ということばも腑に落ちなかった。

父はまだ93歳にはなっていないのに・・・


そうして、自宅にいてスウェット姿だった私は

「どうしよう、こんな格好で」と一番に思ったのだ。


どこをとってもちぐはぐなできごとがパズルのように連なっていて不思議だった。


だが、父がいま生と死のはざまにいるのは本当だ

あんなに良くなって、

リハビリで「暑い中、建物の周りをぐるりと歩かせられたのだ」と
言っていた頃の元気な父を思い出す


11月初めごろから見えないものが見え出し
ベッドに寝たまま手を伸ばして一晩中作り物をしていたり
「お~い」と誰かを呼んでいたり

この間は車いすを動かしてエレベーターの前まで出かけていたそうだが
「芋ほりにいくんだ」と言っていたとか

一昨日の夜は「火事だ、消防車を呼んでくれ
NHKにでんわしろ、俺が火をつけたんだ」
と、だんだん物騒になってきた

ちょっとしたせん妄かと思っていたのが
認知症なんだなあと思うようになった

記憶力がいいのが自慢だった父

昨夏の晩
何十年ぶりかで母と父と一緒に七夕の花火を父の部屋から観たのが
私の最後の両親との思い出になるのかもしれない

素敵な思い出をありがとう

でも父はまたよみがえりそうだ

2度あることは3度あるというから
コメント
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