てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

辛と幸

2007-04-15 22:58:34 | ファミリー
 9日(日本時間4月10日)、甥っ子がハワイ・コオリナ教会で結婚式を挙げた。勿論、宿舎は姪っ子の勤めるハイアットリージェンシーワイキキで、滞在中何かと気遣いをして貰い、心強い限りだったそうだ。

 双方の家族とごく親しい友達(総勢21名)に祝福されての式後、夕食会では大いに盛り上がったようだ。
 一人っ子の甥にとっては兄弟以上の付き合いのあった、二従兄弟・コーちゃんが司会を受け持ったのだが、宴のクライマックスでは彼自身が感極まって号泣し、一堂の感激の涙を誘ったという。

 我々には、改めて5月13日に岡山で披露がある。その時もまたコーちゃんが司会をやってくれる手はずだ。今からとても楽しみにしている。

 奇しくも親父の命日が、希望に満ちた新しい門出となる若い二人に幸多かれと祈る。

*********************************
 星野富弘氏の詩の一節
 『辛いという字がある。もう少しで幸せになれそうな字である。』

 「辛い」という文字の上に横棒を1画足すと「幸せ」になる。
 親の死は辛いことには違いないが、その孫が立派に成人し、良き伴侶を得て新しい人生を歩むのを草葉の陰で喜んでいることと思えば、まさしく「辛い」も「幸せ」になるというもの。
 「幸せ」とは、「辛さ」の裏返しで、表裏一体。幸せの半分は、辛さ、苦しさ、寂しさで出来ている。苦しさ、寂しさを経験したからこそ、真の幸せを感じられるということか。
*********************************
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする