てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

里帰り

2007-11-12 20:07:09 | ファミリー
 男やもめの父兄の二人暮しを気遣って、義妹が千葉から里帰りし、何くれとなく面倒をみてくれ安心の6日間だった。その間には親戚の不幸があったりして、留守番に帰ったようなものだった。

 義妹は三姉兄妹の末っ子でかみさんとは4つ違い。手早で、よく気が付き、はっきりモノを言うしっかり者だ。
 「女やもめに花が咲き、男やもめにうじがわく」を地で行くような男所帯だったが、家の掃除や片付けも手際の良く、あっという間だった。

 ここのところ台所仕事がマンネリ化し、いささか辟易していた義弟は、束の間の救世主の出現に大助かりだったようだ。今日は私ども夫婦も加わってお別れの「ブリ鍋」を囲んだ。

 義妹は帰還に際し、高血圧を放置していた兄が唯一気掛かりで、首に紐をつけて近くの医院へ連れて行った。するとかねてより左肺の下部にあった小さな白い影が大きくなっていることが判明。併せて心臓肥大の所見もあり、15日に国立病院で精密検査を受けることになった。これを好機に災い転じて福となすべく、みんなで禁煙を強く勧めた。

 担ぎ込んだ病院が幸したようだ。義弟と義妹が口を揃えて褒め上げるほど、感じの良い美人の女医さんで、病院も待合室などサロン風で癒される感じのユニークな病院だそうだ。
 これを聞きつけた親父をして「(膀胱がんでかかりつけの病院から)その病院へ転院しようか」と言わしめた。知ってか知らずか、残念ながら当医院は内科・循環器科が専門。

 今日の娘の見送りに際して、91歳の親父は「(兄のことは)ワシが病院へ連れて行くし、面倒も見るから心配ない」と励ます一幕も。親父を元気付けるつもりの里帰りが、逆に父に励まされつつ、私どもが岡山駅まで見送った。帰宅を待って別便で新米が届くはずだ。

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コメント (4)
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