てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

代え難い財産

2008-09-01 08:58:16 | ビジネスと社会
 早いもので早期リタイアしてから5度目の夏も終わった。
 本日付山陽新聞の人事異動欄の定年退職者の中に同期生三人の名を認めた。これにより引き続き関連会社などで勤務する者もいるが、我が同期16名の中では役員であるただ1名をのぞいて全員が本社を定年退職した。

 この日を待たず既に鬼籍入りした2名、中途退社した者4名のことを考え合わせると、定年まで40年足らずをつつがなく勤め上げることの厳しさに改めて思いを致した。

 この5年間は瞬く間に過ぎ去ったが、心置き無く有意義に過ごせた裏返しいうことか。「自由」を引換に「収入」を失いはしたものの、「時間」はお金では買えない。お陰で掛け替えのない「健康」を取り戻せ、はたせるかな正解であった思う。

 定年退社を機に一気に老け込んだり、健康を害した者を身の回りで多く目にしてきた。定年期は人生の大きな曲がり角でもあるようだ。いわば自分の場合は少し早目に準備期間を与えられ、スムーズに第二ステージへ移行することができた。

 ポリテクセンター岡山で知り合えた人々、手を染めたブログライフでお近づきになった老若男女、ギターを介して出会った人生の先輩方と一緒に音楽の真髄に触れることができたことなど、全てが何にも代え難い財産である。
コメント (6)
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