スコアファイルからとりわけ思い入れが強いスコアを見つけた。
義父がGG(グラウンドゴルフ)にお熱の満91歳の頃、「赤磐(あかいわ)GGの歌」と題して詞を書き、神戸市立須磨高校の田尻彰男先生が曲をつけてくださったもの。
先生自らピアノで弾き語りしたものと、カラオケ版の両テープがある。
赤磐市グラウンド・ゴルフ場が2007年5月プレオープン、翌2008年3月には義父が幸運にも1万人目に当たり、同セレモニーの席上市長から記念品を添えて祝メッセージを賜った。
インタビューの中で、「オープン以来80回以上来ている」と豪語している。
同セレモニーの様子は山陽新聞にも取り上げられた。
先述の年頭に認めた「赤磐GGの歌」が幸運の女神🗽を引き寄せたようだ。
義父は、2001年1月に妻(義母)に先立たれてから、GGを生涯の伴侶とし、かなり熱中した。
山陽新聞の読者投稿欄の常連だった義父は、2007年6月19日付で「老化防止にとGゴルフ熱中」と、その一端を記している。
奇しくも明日10月24日は両親の結婚記念日(81周年)だが、女房と共に両親を偲ぶ縁となった。
1度は、悲しい思いをされたお義父さまが、戸外でのグラウンドゴルフを始められて、色々な年代の方と交流しながら活気のある生活をされたこと、何だか心温まります。
そして足繁く通われたことに驚きました。
一万人目…なるべくしてなった!と拍手です。
昔、私の父が大腿骨骨折で入院した時、父のリハビリの頑張りを見て、病院のスタッフさんが「ほんとに、大正生まれの方は意志が強く生きる力がありますね」と言っていました。
お義父さまもそのような方だったのですね。
人となりがうかがえます。
ヴォーカル教室のエキスパートをして、早速に口ずさんで頂いたとは恐縮至極です。
泉下の義父も小躍りして喜んでいることと思います。
スローテンポで一度聴いただけですんなり弾けそうなので、小生も下手なギターで弾き語りしてみました。
お父上の大ケガと向き合いリハビリに頑張られた様子をお聞きし、岩の様な強固な意志と、凄まじい生命力には感じ入ります。
戦争(兵役)を経験した大正生まれは、「自ら国を守る」という気概を持っていますね。
拙いながらも飯より好きなGGに寄せる義父の熱き息遣いが伝わってきます。
存命の折には果たせず残念ですが、元気な頃の義父にギターで伴奏のひとつも弾いてやりたかった心境です。