てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

郷土料理

2009-05-10 06:15:00 | グルメと料理
 長男の嫁が惣菜(弁当)屋でアルバイトしていることも影響してか、三人の子供たちが見様見真似で料理をよく手伝う。昨日は次女と長男が我が家に泊まり、二人して夕食には「ほっぽら焼き」なるものを作って食べさせてくれた。
 お母さんが香川県出身なので、実家に伝承された味である。いわば元祖お好み焼きとでもいったところ。孫娘にいわせれば「おじいちゃんの作ったやつは絶品でバリウマ!」とべた褒め。

 香川県(特に中讃地区)の郷土料理で、小麦粉を水でといた生地を焼く、小さなクレープ、お好み焼きのような感じ。大きさ、生地の固さ、中に入れる具も家庭によってそれぞれ違うようだが、当家では煮干を入れるのでカルシウムがたっぷり。

 我が家では、先ずソースも醤油もつけずそのままで頂いた。続いて食感からインド料理定番のナンを思い出し、試しにカレールーをトッピングして頂いたが、こちらもグーであった。
 主食としては少し物足りないが、偶のおやつには打って付けかも。

 香川(讃岐)といえば「讃岐うどん」が断トツで有名だが、県外に住む我々でも思いつく特異なものとして、あんこもち雑煮、醤油豆、イリコ飯……と続く。
 郷土料理は祭りや習わしと一体になったひとつの文化である。いつまでも後世に伝承していってもらいたいものである。
コメント (4)
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