

このほどご主人の卒業(定年)の記念にとご夫婦でスイス、ドイツ方面を旅されたF井さんから、その土産にメルシーゴールドチョコレートを頂いた。
ドイツといえば一番にビールを連想するほどだが、国民一人あたりの年間消費量はチェコ、アイスランドに続く世界第3位だという。それよりも実はチョコレートの一人当たりの年間消費量が世界一というから驚きの新発見。
ドイツ人は日本人の5倍分のチョコレートを食べている計算になる。また、チョコレート王国ドイツでは、お客さんを自宅に招くときには、チョコレートを差し出す習慣があるそうだ。
頂いたのがMade in Germanyのチョコレートにも拘らず、パッケージの表は仏語で「merci」とある。更に裏の表示は、英語、中国語、アラビア語などでびっしりと書かれており、独語表記は一切無い。
スタンダードなミルクから、ヘーゼルナッツアーモンド、マジパン、プラリネクリーム、コーヒー&クリーム、ヘーゼルナッツクリーム、ダーククリーム、ダークムースまで8種類もの味のバリエーションが楽しめる。
ただ、ほんの1枚(12.5g≒70kcal)だけのつもりが、つい2枚、3枚と進むので、嬉しい半面、要注意で誠以って曲者だ。
逆流性食道炎で薬を服用の身、どうにか胸焼けは治まったものの、未だに喉辺りに異物感が残る。ドクターからは「酸っぱいもの、チョコレートなどの甘いもの」はとりわけ良くないと釘を刺されているので尚更だ。今回限りにしようと自分に言い聞かせながら、結局3回に分けて頂いた。
海外旅行など絶えて久しい。土産チョコのネーミングがメルシーだけに、F井さんには心から「感謝」の念を示したが、やはり土産に頂くよりも、差し上げられた頃の方が良かったと、内心忸怩たる思いである。