てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

藤の競演

2012-05-08 20:00:00 | レジャー
 日本随一の藤公園と言われている岡山県和気町にある「和気の藤公園」で、今が盛りの藤を愛でてきた。この地は藤野と言われ、昔から野生の藤の花が多く咲いている所だったと伝えられる。
 この地で誕生した和気清麻呂公の生誕1250年を記念して藤公園を整備。広さ7,000㎡の園内には、幅7m、総延長500mの藤棚を配し、北海道から鹿児島まで全国46都道府県の著名な藤や中国・韓国の藤が栽培されており、150本の藤が咲き乱れる。紫・ピンク・白、花房の長いものや八重のものなど様々な色や形の藤が咲き競う。

 同公園は、新婚の甥夫婦を道案内して以来5年ぶり3度目の訪問となる。また、前回訪問した折の小欄への記事がmariさんルートでsuzieさんのお目に留まり初コメントを賜ったという、記念すべきsuzieさんとの出会いの場でもある。

 今回が再々訪だけに、これまでより少しはポイントを押さえて鑑賞して回った。珍しい所では長野県伊那市の「タマサキフジ」で、この花は蝶形に開かず不展開であり、このような藤は他に類例を見ない珍しいもので、植物学上貴重なものだそう。
 また、北海道函館市の「五稜郭のフジ」、茨城県笠間市 (県指定) の八重のフジはかなり見応えのあるものだった。
 エンピロさんモモエさんの住まわれる福島県にある石川町の「ノダフジ」は特別な思い入れをもって愛で、写真にも収めた。


橋を渡ると正面に和気神社(画面左に和気清麻呂公の像)

和気清麻呂公の像











まるで日本全国の藤の花のシャワーを浴びているよう



タマサキフジ

五稜郭のフジ

五稜郭のフジ

珍しい八重のフジ

福島県のノダフジ





コメント (9)
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幻のみかん・黄金柑

2012-05-08 09:45:00 | グルメと料理

亀ちゃんみかんアラカルト

小粒ながら甘みと酸味のバランスが絶妙の黄金柑

 これまで小欄に何度かご登場頂いた亀ちゃんから、日頃の愛顧の礼にかえてと柑橘アラカルトが届いた。

 その中に見慣れぬ珍しい小粒の柑橘があった。一見してすだちか柚かな(酸っぱそう)と思ったが、それにしては実が黄色だし、一回り小さい。おっかなびっくり皮を剥こうとかかると意外や剥皮しやすい。頂いたものは40g前後の小果だが、剥皮すると中が7室に分かれていた。

 果肉は淡い黄色をしていて食味は柔らかく、想像していたよりも甘く、酸味も適当にあり苦味はなく風味はすこぶる良好で芳香がある。
 小粒ながら甘みと酸味のバランスが絶妙で普通のみかんと何ら遜色ない黄金柑から、「山椒は小粒でもぴりりと辛い」の諺に思いを致した。

 ネットで調べると「味がいいので、最近ではゴールデンオレンジとも呼ばれ始め、人気がでてきた。小さい実のため、家庭用に少量栽培するのが主流で、殆ど市場に出ていないので、幻のミカンといわれいる。収穫時期は3月~5月。」とある。道理で見かけないはずだ。

 さわやかな味とすっきりとした香りは、春の訪れにピッタリ。生産量が少ないため希少価値があり、知る人ぞ知る逸品・黄金柑を、わざわざ贈ってくださった亀ちゃんに感謝。
コメント (2)
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