今日も朝からジリジリと照り付ける炎天下。
お盆入りを前に、お寺さんが棚経参りにみえられた。
棚経の棚とは精霊棚(盆棚)のことで、その精霊棚の前でお経を読まれた。
ねんごろに回向をした後、ご住職がポツリと漏らされた一言。
夏バテの所為か、ここ3日間カラダが固形物を受け付けないとか。
6年前に前住職が引退を決意されたのも、この棚経の難行がきっかけだそう。
さまざまな苦労・苦難にたえて修行されたご住職をして、弱音を吐くほどの猛暑が恨めしい。
果たして来年も棚経が続けられるかどうか?との一抹の不安の言葉を残して、次の檀家へと向かわれた。
ご住職様の、御重責はたいへんなものですね。
昔は旧盆といえば、そろそろ暑さも落ち着き朝晩も涼しくなった記憶がありますが、今は暑さの衰えがないです。何とか、無事におつとめを終えられますように。
さて、私の母方の本家の菩提寺と代々のお墓は、新潟県にあります。1600年建立の旧いお寺です。時を経て先代の高齢のご住職に代わり、定年退職された元教師の息子さんが後を継いだのですが、ここ数年、認知症が進み、お寺を継続?できなくなってしまったとのこと。
後を継いでもらう方もいないそうで、今、苦しい状況です。
墓守は、私の従兄弟&従姉妹(いずれも東京在住)ですが、一族の眠る代々のお墓の「墓じまい」を余儀なくされ、最近何とか落ち着く目処が立ったようです。
全く、関係のないコメントになってしまい申し訳ありません。でも、ふと、思い出してしまいました。😢
ご先祖を供養してくださり、最終的には、私たちの心のよりどころとなるご住職様です、体調も早く戻られるといいですね。
今年の異常なまでの暑さとは関係ないですが、昨日は思いがけず南海トラフ地震臨時情報が流れました。
またここのところ日本株の乱高下など、何となく地球の終焉?を窺わせるようなことが続発し、不気味なことです。
わが菩提寺もnoriさんところと同じくです。
天平勝宝年間(749年-756年)に創建された古刹ですが、ご多分に漏れず後継者に苦慮しています。
本来後継者と目されるご子息が世襲を嫌いサラリーマン(バンカー)です。
苦肉の策として娘婿が脱サラの上、比叡山で修行を積みトップで卒業、今に至ります。
今日もお寺へのぞくと、とうとう医者にかかり、検査結果待ちで、棚経参りの続行も??状況にあります。以後棚経参りの継続自体の再検討を具申しておきました。
女房の実家も先年義弟の死後、位牌をわが家で祀っています。
墓守は辛うじて家族同様の付き合いをしている隣人がみてくださっていますが、先のことを思うと心配のタネが尽きません。