2020年1月24日 15:57 天理市柳本 崇神天皇陵 後円部
前回に続き、ここからスタート。池の端のお地蔵さん。
ここは山の辺の道。崇神陵から景行陵へと向かいます。
山の辺の道にたくさんある歌碑。38碑もあるそうです。この歌は万葉集からのひとつ。
少し歩いて、景行天皇陵が見えてきました。手前の菜の花と陪塚が迎えてくれます。
景行陵後円部の濠の横(周堤帯)を通ります。
傾斜のある場所に立地しているので、周濠はいくつもの渡堤で区切られています。
巨大なこの前方後円墳は全長300m、全国8位の大きさ。4世紀中葉の古墳時代前期の前方後円墳とされ、宮内庁の治定では第12代 景行天皇の陵とされています。初期ヤマト王権の大王墓であることは間違いなく、柳本古墳群最大の規模を誇ります。
前方部の拝所
景行天皇は10代崇神天皇の孫で、日本武尊のお父さんに当たります。
古墳時代前期(3C中~4C後)にかけて、ここ大和東南部に、南から纏向古墳群(箸墓古墳など)、柳本古墳群(景行陵・崇神陵など)、大和古墳群(西殿塚古墳など)の3つの古墳群が形成され、初期ヤマト王権の大王墓クラスの古墳がいくつかあります。
東側の丘陵に登れば、景行陵後円部から耳成山、畝傍山、箸墓、そして後方に金剛山、葛城山が望めます。
左の端の手前の森の向こうに半分隠れて、箸墓古墳が見えます。
17:10 夕暮れ時の景行陵と二上山
17:10 景行陵からの二上山の夕焼け
17:40 景行陵前方部付近
雲が全体を覆いましたが、二上山付近だけが開けて、印象的な夕焼けを見ることができました。
17:46 時の経過とともに、朱が増してきました。
17:41 古代の人も見ていた感動的な西の空。
関連記事:二上山の夕焼け-崇神陵より 2020.1.23.
撮影:2020年1月24日
2020年1月28日(HN:アブラコウモリH )
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