2023年7月2日 12:17 貝塚市水間 水間鉄道 水間観音駅
水間鉄道の終着駅として、大正15年(1926)に貝塚市(当時は木島村)水間の現在地に建設されました。外観はお寺の多宝塔ような駅舎です。
当時、貝塚では珍しかった鉄筋コンクリート造りで、平成11年(1999)、大阪府下では南海電鉄の浜寺公園駅、諏訪ノ森駅西駅舎に続き、国登録有形文化財の駅舎となりました。平成12年(2000年)には第1回「近畿の駅百選」にも選ばれています。
平成21年(2009)に「水間駅」から改称され、「水間観音駅」になりました。
駅舎の右側にある赤い鋳鉄ポスト。
これはなんや?
左側には何かよくわからない、円筒埴輪なのか、形象埴輪なのか、だるま落としなのか?があります。
水間観音厄除け十六童子像と関係があるのでしょうか?
たくさんの苔玉がつるされているプラットホーム。「苔玉の駅」としても有名です。
「アワー・ホーム」 松平健さん主演の水鉄や地域を元気にする15分のドラマがユーチューブで公開されています。
一話15分の水鉄を舞台とする地域密着のショートドラマです。全6話、心が温かくなるヒューマンドラマなのです。全部見ても1時間半なので、ぜひご覧ください。
「アワー・ホーム」は水鉄などで作る制作委員会が資金をクラウドファンディング(CF)で募り、鉄道ファンや地域の方々中心に1130万円以上が集まり、その資金で制作されました。
ドラマの舞台になった「まち愛CAFE」。
現在は待ち合い室になっていますが、すぐにでもマスターが現れそうです。
引退した水間鉄道の501形電車(元南海1201形)が静態保存と...
三方が車両に囲まれる幸せ。
在籍する2両編成の計8両の電車。
水間車庫 に留め置かれている現役の電車。
現在現役の車両は4編成8両。1001&1002赤、1003&1004青、1005&1006緑、1007&1008オレンジ。(ほか車庫に残る、更新されていない部品取り用の7003と7103車両があります。)
現役の水間鉄道1000形(1001~1008)の電車。
オリジナルヘッドマークは1枚10日間(運行は5日程度)で11000円で作成し付けてもらえます。前・後の場合は倍額。
全部昭和39年(1964)製の東急車両。先代の東京オリンピックの時に作られ、もうすぐ還暦を迎えます。まだまだ現役。
ここで1005&1006緑を貸し切ってオカリナの演奏会がありました。
第14回 泉州オカリナライブです。
16組のオカリナファンが参加しました。実働できる車両を貸し切ってのオカリナ演奏会は貴重な体験。
PAさんが良かったんだと思いますが、車内はエコーも聞いて最高の響きででした。
わたしも下手くそながら参加させていただきました。
むかし明治の頃、富田林を走っていた河南鉄道の機関車。明治33年(1900)汽車が走る喜びを地元の3人の先生方が制作したご当地版鉄道唱歌「南河汽車の旅」を演奏し歌いました。
富田林から電車で1時間のところにこんないいところがありますよ。水間観音に行きそびれてしまったけど...
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写真撮影:2021年月7月2日
2023年月7月8日( HN:アブラコウモリH)
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