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大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

旧杉山家住宅いろいろ2023

2023年04月04日 | じないまち あれこれ

2023年3月28日 富田林市富田林町 旧杉山家住宅

 

庭先の植え込みの木に新芽。

 

庭先のすみれ。

 

これもすみれ。

 

庭の石。穴が開いています。

酒造に使った酒槽(さかふね)の「重石(おもし)」か馬用の「駒寄せ」の転用なのか?

 

奥座敷の書院の外側の板

 

なにかすごく複雑な一枚板が使われています。長い期間使用に耐え、反りや歪みも見られません。

 

角屋(つのや)の二階の西側の窓枠

長い年月で窓の外側の材木が風化し、硬い部分が縞状の模様になっています。

 

すり減った材木

格子の横木に光が当たり、長い年月で数ミリ風化し凹んでいます。

 

入り口の柱

1m位の高さのところがすり減って、本来の厚みの半分くらいのなっています。

 

これは上部に「駒つなぎ」の柱穴があることから、長年の間牛が繋がれて体のかゆい牛がゴシゴシとかゆいところを柱にこすり付けた結果、柱が摩耗したものと思われます。

江戸前期からの富田林で一番古い民家ですから、いろんなところに長い歳月の経過を感じますね。

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写真撮影:2023年3月28日

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