楽の音にあわせて

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小さな者として

2013-09-13 23:25:00 | Sisterのねごと


わたしたちの力ではどうしようもない自然の威力。そんな圧倒的な力の前に、なされるがままに風に吹かれ雨に打たれる野の花たち。そんな一つひとつのちっちゃないのちをも祝福してくださる神さま。こんなことを考える“わたし”という小さく罪深い人間のことも、忘れず見守っていてくださる神さま…

「神さま」をあんまり信じてないという方は、「人智を越える大いなる御者」とでも読み直してください。この世界の中心は自分ではなくて、そんな大いなる存在があって動いている…と。

時々お話をする70代の方は、お墓守りでお寺さんとつながっているごく普通の日本人。何か嬉しいことがあると、「あなた(わたしのことです)は神さまのめぐみ、わたしは御仏のご加護で、こんな嬉しいことに! 感謝! 感謝!…」とおっしゃいます。いちいち宗教の違いを意識してもらわなくても…と時々言いたくなりますが、聞きようによっては、その方は、毎回自分の奉ずる仏教とわたしの神さまとに心を向けながら話しているということですね。

神さまはこの方の“御仏”への眼差しを通してともに歩んでくださっているのだなと感じて、嬉しくなります。