楽の音にあわせて

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福音の道に生きるということは

2014-07-25 09:46:00 | Sisterのねごと


聖ヤコブ使徒の祝日。ヨハネの兄弟で、この使徒に捧げられたスペインのコンポステラにある教会は古くからの巡礼地として有名です。

今日の福音(マタイ20章20-28節)にはママまで登場し、かわいい息子2人を取り立ててやってくれとイエスに頼みます。そこでイエスがお言葉を…

「あなたがたも知っているように、異邦人の間では支配者たちが民を支配し、偉い人たちが権力を振るっている。 あなたがたの中で偉くなりたい者は、皆に仕える者になり、いちばん上になりたい者は、皆の僕になりなさい。人の子が、仕えられるためではなく仕えるために…」と続いていくのです。



何だかとても人間的なやりとりだと思いませんか。偉くなって特別扱いを受けたいと望むのは世の人の常。子どもや身内が社会で高く評価されたいと願うのは、親兄弟の気持ちとしてよくあること。イエスに従うと決めたなら、人のことをとやかく言う前に、まずは自分の中にあるこの傾向と戦わなければですね。

これはほんの一例。わかっていてもなかなか難しい福音の道です。ダメダメでも「来なさい」と招かれるキリストに信頼して、よい1日を過ごしたいですね。