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9歳の時に罹った病気のために、目と耳以外のすべての機能を奪われてしまった「瞬きの詩人」水野源三。自分の体をほんの少しも動かせないため、置かれた場所でその日一日を過ごしていたのでしょう。自らの内面への視線、そしてそこを通してしか出会えない神様への眼差し… 瞬きで字を拾ってもらいながら、そのままが信仰の詩でした。
「心はふしぎな所」
心はふしぎな所
信じるべきをうたがい
愛するべきを憎み
のぞむべきを落胆し
喜ぶべきを悲しみ
心はふしぎな所
いったん主の御手にふれるならば
見たりきいたり
ふれたりしなくても
信じ愛しのぞみ
喜ぶことができる