今日の第2朗読(使徒ヤコブの手紙2章)は、
日常の中で時々陥りそうになる弱さを指摘していますね。
容姿や服装・持ち物などの外観、社会的な地位、その他
さまざまな「見える」ものを見て人を評価してしまいがちですが、
このことば、あらためて目覚めさせてくれます。
「わたしの兄弟たち、栄光に満ちた、
わたしたちの主イエス・キリストを信じながら、
人を分け隔てしてはなりません。
あなたがたの集まりに、
金の指輪をはめた立派な身なりの人が入って来、
また汚らしい服装の貧しい人も入って来るとします。
その立派な身なりの人に特別に目を留めて、
『あなたは、こちらの席にお掛けください』と言い、
貧しい人には、『あなたは、そこに立っているか、
わたしの足もとに座るかしていなさい』と言うなら、
あなたがたは、自分たちの中で差別をし、
誤った考えに基づいて判断を下したことに
なるのではありませんか。」