誰もが知ってると言えるかも知れないハリー・ポッターの
映画シリーズ最終章『死の秘宝Part 2』で、
闇の力であるヴォルデモートとの最後の決戦を前にして、
魔法学校の校長先生であり殺害されたダンブルドア先生が幻の中に現れ、
ハリーにこんなことばを語ります。
「ホグワーツ(魔法学校)では助けを求める者にそれが与えられる。」
「ことばとは、言わせてもらえならば、尽きることのない魔法の源じゃ。
傷つけることも癒やすことも出来る力がある。」
「あわれみは死者にではなく生きている者にじゃ。
とりわけ愛なくして生きている者たちにじゃ。」
黒いとんがり帽子や杖こそ持っていなくても、
わたしたちも自分の口から出ることばの力、祈りのことばの力に信頼して、
誰かを助けられるといいですね。
躯(むくろ)のようになって生きるのではなく、
ほんとうに生きている喜びを、自分自身が実感し、
周りの人々へも喜びの輪を広げていけますように…