全体が見えていないのに、目先のことが一つうまくいくと、
あるいはうまくいかないと、残りの全てが見えないまま、
一喜一憂してしまうことがあります。
少し距離を置くと、冷静に把握できる場合があります。
所詮、わたしたちが個人として複雑な物事を
全て見通せるなどあり得ないということを
まずは認識し、細かい出来事や他者の口に
振り回されることなく、
人にではなく神さまに聴く心で、
大地にしっかり足をつけて立っていたいものですね。
自分には見えていないことがある、
考えが及ばないことがあると認めるのは、
謙虚さを求められる信仰の行いではないでしょうか。