楽の音にあわせて

ブログは折々にアップしていきます。主にはSNS投稿の記事の掲載となります。

光射す森の懐(ふところ) 

2013-09-10 21:42:00 | Sisterのねごと
偽らないこころで泣きたいだけ泣ける場、持っていたいですね。
「場」というのはどこかの場所というよりはむしろ、誰のもとでということなのでしょう。

そびえる木立の相間から射し込む光。森の奥深くまで照らし出しています。

光射す森、それはもう魔物が住む闇の世界ではなく、不安も恐れもない救いの森へと変えられているのでしょう。

恐れや怒りが渦巻く暗闇の森から、わたしたちの心を、涙の向こう、陽光の森へと変えていただけますようにと、祈りつつ。



シリアを忘れないで!

2013-09-08 21:06:00 | Sisterのねごと
ローマ教皇フランシスコは、今日一日をシリアのために祈りと断食を捧げる日として、世界中にともに祈ることを呼びかけました。

この一日に終わらず、シリアに真の平和が訪れるその日まで、ともに祈りによってこの国で戦火に苦しめられる人々に寄り添っていきたいと思います。

昨日行ったコンサートで、この歌詞を確かに聴きました。

 いのちがこんなに尊いのは
 この世にたった一つだから
 いのちがこんなにきれいなのは
 神さまが心込めてるから……

しかし最近FBで時々シェアされていることばに、こういうのがあります。

   東京で10人死ぬと、日本が驚く。
   ニューヨークで100人死ぬと、世界が驚く。
   だけど、 アフリカで1000人死んでも、誰も驚かない。
   既に命は平等ではないのだ。

中東の地で、アフリカの地で、毎日どれだけの尊いいのちが失われていくか… 目をふさがないで、祈りのうちに、名も知らぬ一人ひとりをしばし心に留めたいと思います。

死者○人と数字でしか報告されないいのちではなくて、かけがえのない一人のいのちとして、この世に生を受けきた者同士、大切にし合う気持ちを求めます。

[[youtube:RJ-CCY3ixG0]]

シリアのために祈りましょう

2013-09-04 19:45:00 | Sisterのねごと
シリアで今起こっていることに、目をふさいではいけない!…
教皇様の呼びかけに応えて、すぐ、動かなければ!! 
暴力、武力で平和を実現することはできません。

以下、東京教区のメッセージです。

カトリック東京教区の皆さんへ教皇様からの願いを伝えます。

 残暑お見舞い申し上げます。
 わたしたちの教皇フランシスコより教皇庁大使館を通して皆さんへのお知らせと要望が届けられました。
 教皇様は、全世界で、9月7日(土)を「シリアと中東と全世界の平和のための断食と祈り」とすると発表され、自ら同日午後7時よりサンピエトロ広場で祈りの集会を司式されます。
 そして教皇様は、全教会で祈りと断食のうちにひとつになり、残虐な苦しみを受けている人々の上に平和のたまものが与えられるよう、神様に祈り求めるよう、強く望んでおられます。
 そこで東京教区の皆さんには次の事項を実行するようにお願いします。

1. 祈り
 各自、日々の祈りのなかで、平和のための祈りをささげてください。たとえば今年の平和旬間2013の平和の祈りに合わせて次のように祈ります。
 平和の源である神よ、
 あなたのひとり子イエスは、
 「剣を採る者は皆、剣で滅びる」と言われました。
 わたしたちは武力によらない平和への道に導いてください。
 どの国の、どんな人をも尊重する心を持つことができますように。
 自分たちの国の利益だけを願うのではなく、
 周囲の国々との相互理解を求め続けることができますように。
 特に現在、シリアと中東で残虐な苦しみを受けている人々が、一日の 早く、恐怖と不安から解放され、平和と安全の恵みを受けることができますように
 聖霊の恵みを注いで下さい。
 人権と平和を大切にする社会の実現のため、
 祈りと犠牲のうちに行動することができますように。
 わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

2.共同祈願
 9月7日(土)、8日(日)のミサと「教会の祈り」などのおり、共同祈願に上記の祈りあるいは同趣旨のほかの祈りを加えて祈ってください。

3.犠牲
 教皇様のご意向に従い、断食、飲食の犠牲、あるいは何かの犠牲を平和のためにささげるようにしてください。

4.カテドラルでの平和の祈り
 9月7日午後5時より、東京カテドラルでは教皇様の意向に従い、平和を祈る集いが、岡田大司教の司式で、行われます。多数の参加をお待ちしております。
    
  2013年9月4日
東京大司教 ペトロ 岡田武夫