今日の福音朗読(マタイ18章1-5、10章12-14)で、
弟子たちはイエスに「いったいだれが、
天の国でいちばん偉いのでしょうか」と尋ねます。
するとイエスは「一人の子供を呼び寄せ、彼らの中に立たせて」
次のようにこたえます。
(1)「心を入れ替えて子供のようにならなければ、
決して天の国に入ることはできない。
自分を低くして、この子供のようになる人が、
天の国でいちばん偉いのだ。」
(2)「わたしの名のためにこのような一人の子供を受け入れる者は、
わたしを受け入れるのである。
これらの小さな者を一人でも軽んじないように気をつけなさい。
」
まずは自分を低くして謙遜に生きること。
そして、何ももたない、自分を守る術をもたない「小さな人」を
軽視せずに心から受け入れること。
自分のポジションについて、人の目や自分の不満など、
いろいろ思い巡らしてしまうことも少なくないわたしたち「普通の人」も、
思い煩うことなく兄弟姉妹を大切にしたいと願える
この福音の道に生きたいですね。
今日も暑いですがそんな祈りを心に!
今日は、ご降誕の場面のイエスについて
「何と感嘆すべき謙遜、感嘆すべき貧しさなのでしょう」と
書簡にしたためている聖クララの記念日。
霊名・修道名の方すべてに「おめでとうございます!」